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2022/01/29 19:20

アルトシュタットについて

アルトシュタットが1/30東京10RクロッカスSに出走、4着だった。逃げて伸びきれずという内容だった。そこで、以前論評を書いたことがあったなと思い調べたところ、2021年8月21日に初勝利を挙げた際に書いていた。以下今回につながるところを抜粋する。

「ところで前回は全く触れていないのだが(それどころではなかったので…)、この馬の距離適性に言及しておく。今のところは1200mがベスト、1400mでも時計勝負ならこなせる可能性があるということになる。新馬戦は1600m、瞬発力勝負で全く及ばなかった。デキや気性の問題はあったにしてもここに高い適性があるとは考えにくい。スピードだけでこの距離を克服するのは難しい。一見すると騎手の挙動から「距離が短い」と考えがちだが、騎手のコメントにもある通り、能力ではなく気性面から気合をつけざるを得なかったので、能力的には適合していると考えられる。スピード、パワーに優れるスプリンターというのが一応の像である。今後はある程度の瞬発力勝負にも対応するのか、それともスピード一本槍なのかを見ていくことになる。一度極に振る、つまり外回り1400mで瞬発力を出すレースを試す手がある。直近では10/24東京1400mがある。スピードレースに絞るなら阪神1400mが10月から毎月組まれている。陣営がどのように判断するか楽しみだ。」

5か月前に書いたにもかかわらず、今日書いたのかというくらい正確だ。この時から課題となっている気性面、特に真面目に走らないところは今日も出てしまった。そして、待望の外回り1400mでは結果が出なかったと言えるだろう。新馬戦と同様、気性が不安定のため適性を測りづらいが、瞬発力勝負は向かないかもしれない。また1頭で走るのも良くない。前を射程に入れているか馬群にいるくらいが丁度いい。

馬体はいい。筋肉量があってつき方や質が素晴らしい。腹回りは少し余裕があった。歩様は大きいがやや硬く、歩くと音がしていた。この辺りを見るとデキは一息でまだ良くなる余地が十分にある。少し気持ちが乗っていなかったかもしれない。返し馬はスピードを出さない内容だったが少し硬いと感じた。前脚の上がり方がやや足りない。首がかなり高い走法からしても、馬体に比べても距離はもたないのかもしれない。馬体からは1400mは全く問題はないが、肩がほぼ垂直についているため短距離向きなのだろう。今日のメンバーでは断然の素質があるから、合計では上回るに違いない。

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