1/22,23中山競馬場

相変わらず外は寒い。でもそうこうしているうちに中山2開催も終わってしまった。馬券は当たらなかったなあとか、反省ばかりが思い出される。2日間の結果はこちら。

1/22　9/12　回収率100%

1/23　7/12　回収率84%

合計　16/24　回収率92%

先週書いた通り、今週からフルタイムでパドックに貼りつくことにした。馬が騎手を乗せて少なくとも1周歩いてから出ていくことにし、返し馬も確認する。それから馬券を買う。やってみて分かったのは、時間が長いとそれだけ馬を十分に確認できるので、最後に「あ、これだ！」と気づくことがあった。それがなければ馬券は外していた。また返し馬はいまだに見方が分からないが、とりあえず普通に走れているかを確認していて、中に少し硬いなあとか引っかかっているなあというのはメモしておき、柔らかいと思う馬はプラス材料としている。マイナス材料はそのまま結果に結びつくわけではないが、プラス材料は割に当たっている。馬は競走するので走る姿は重要だ。これまでは馬体と歩く姿で判断していたが、走る姿も加えることで精度が高まると思っている。"フルタイムパドッカー"（造語）としては駆け出しだが、早速成果らしきものを得たので、数多くのレースを経験して確固たるものとしたい。

回収率は何をやってもこうなるわけで、なかなか難しい。明らかに一つもったいなかったのは1/23の3Rだ。人気馬と穴馬ニシノミズカゼを挙げていたところ、人気馬を買ったら5着で穴馬が2着、複勝820円を叩きだした。人気馬が圏外だから配当が跳ねた。ここにも何度も書いていると思うが、レースの構図を読むのは重要で、非常に大きく分ければ「人気馬ありき」「穴馬ありき」の2パターン、もう一つ「人気＋穴」を加えて3パターンを考慮したい。

Ａ「人気馬のみ」いわゆる人気馬ありき
Ｂ「穴馬のみ」いわゆる穴馬ありき
Ｃ「人気馬＋穴馬」どちらもあり得る

Ｂが最も妙味があるのは言うまでもない。高配当をもたらしうる穴馬がいて、人気馬は大したことないケースだからだ。しかし実際にはかるーく人気馬に走られて撃沈…なのだが、見立てが正確なら穴馬だけがきて人気馬は消えるので配当は大きい。確率は低いが一発がある構図だ。

Ａは当てること自体は簡単だが配当がつかない。人気馬だけを買うのは妙味がなく、大抵は軸として他の馬に流すことが検討される。だが私は一切やらないのでたとえ複勝1.0でも買っている。馬券的にはほぼ意味はないが、全レース買うというルールだからそうしている。大半のレースはこれかこれに近い構図になっている。複勝150-200円程度つく馬も含めてこの構図だと言って差し支えなかろう。人気馬が複数挙がり、どれにしようかと迷った挙句にいずれかを買い、結果的に両方くることもある。

ＣはＢよりは恐らく出現率が高い。人気馬を見出す確率が高いからだ。人気馬で強そうなのを見つけるとそちらに寄ってしまうが、穴馬まで読めているのであれば非常にいい構図だ。連系を買うのであればワイド、馬連など幅広く応用できる。しかし私はそれをやらない。この週は人気馬を買ってしまったが、目安として3倍以上つくのであれば、思い切って穴馬を買った方がいい。

三つの構図のうち半分以上はＡだと思う。調査したことはない。穴馬を見出しているのはＢＣになるから、折角貴重な穴馬を見つけたのに人気馬に寄っていくのはもったいない。たぶんまともに買って3-4レースだろうし、それにしても多くは2-3倍の配当だろう。3Rは下限6.1倍だったので、この配当の馬を「好馬体」「踏み込みがいい」と思えるのはかなり珍しい。5回に1回当たればよいのだから買うべきだ。

そこで、返し馬を見終わった後、馬券を買う前にオッズを確認し、レースの構図をメモすることにした。ＡＢＣのいずれかに整理する。そうすると、あぁ人気馬ありきだなあとか、人気馬と穴馬がいて、返し馬は同じレベルだから穴馬を買おうとか、マニュアル的に整理できる。

もう１つ始めたこととして、この土日は馬の履歴を一切見なかった。なぜかと言えば、馬を見て判断したいからだ。履歴が優越してしまうと何のためにパドックに立っているか分からない。余計な比較考量をしないためにも履歴の検討は取りやめている。馬から得ることができる情報が全てであり、それ以外は考慮しない。血統、調教、陣営のコメント、馬場・脚質、その他馬以外の要素は全て無視する。馬に特化したい。

ポイントを列挙しておく。
◆返し馬を見始めた。プラス要素は割に当たっているかもしれない。
◆レースの構図をＡＢＣで整理してメモを取る。返し馬の直後にやる。
◆ＢＣパターンなら穴馬を買う。
◆馬の履歴は見ない。馬に特化する。