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2022/01/18 22:05

パドックでの過ごし方について

ふと思ったことがある。パドックから離れるのが早いのではないか。だいたいいつも「止まれ!」の号令がかかる直前に離れる。迷っているときは留まることもあるが、1日いたら10レースくらいはそうしている。だがそれは十分な対応なのか疑問に思った。

パドックでは馬について可能な限り情報を得ようとしている。馬体から受ける印象から距離や馬場の適性、動き、気性面。10〜15分の間で十数頭を見ているので得られる情報には限りがあるが、数周の間にいい馬は何頭かに絞れるので、以後はその馬だけを見ればいい。だから納得して引きあげてはいるのだが、例えば止まれの号令がかかってからの所作は確認しなくて良いのか、騎手を乗せてからどうなのか、パドックから出て馬場に出たらどうか、返し馬はどうか、まだ確認できることがある気がする。

これらについては見るための基準がない。自分の中で「これならいい」というものがない。だから一から学ぶ必要がある。相当な数を見ないと分からないだろう。それでも一連の流れを全て見ることにしたい。何が見えるか予測はできないが可能性はある。

もしその中で馬の能力や仕上げに匹敵する情報がある場合は有益である。返し馬を見られるようになったらいいなあという願望は以前からある。見方が分からないので継続できない。しかし「全部見る」というルールにすれば強制できる。

最近はパソコンを持参することが多く、年明けからカメラも持ってきていたが、これが実に重いので難儀している。パソコンが1kg超え、カメラは4kg近いはずだ。さすがにこれだと歩くのは大変だし体のあちこちが痛くなる。またパソコンで映像を見て判断するのであればパドックでの情報は無益となってしまう。現地にいる強みを最大限に発揮するためには、ひたすら馬を見続けるのがよい。だからパソコンは競馬場に持ち込まないことにする。

上記のことを励行すると、1レースにつき数分は馬を見る時間が増える。それは単に歩いている姿ではない。騎手を乗せ、馬場に出て臨戦態勢に入る段階だ。パドックで周回している時とは異なる情報が得られるかもしれない。仮に1レース3分増えるとすると、1日では36分の増加だ。1年で40回行くとすると1,440分、24時間だ。丸1日となる。1レース15分とすると年間では120時間馬を見ているため、2割増となる。結構大きな時間だ。

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