【エリザベス女王杯】展望

◎レッドジェノヴァ
2200mのいわゆる非根幹距離で行われるGI。1600mや2000m、2400mのGIを勝てなかった馬が2200mや2500mでやたら走ると言う(古くは夏冬グランプリ連覇のグラスワンダー、最近だとエリザベス女王杯、宝塚を勝ち有馬記念もあわやの4着のマリアライト)タイプの馬を狙いたい。
血統面では持続力のある欧州型の父、母父の馬がターゲット。
レッドジェノヴァは父シンボリクリスエスで非根幹の有馬記念を連覇。母父は京都2200mに強い欧州型のホワイトマズル、母母はマンハッタンカフェの全妹。マンハッタンカフェ自身も非根幹の有馬記念を勝ち、産駒のクイーンズリングは一昨年のエリザベス女王杯勝ち馬。
前走2400mでもあれだけの走りをしたが、2200mでは更にパフォーマンスを上げられるはず。
対抗は神がかっているルメール騎乗のノームコア。アーモンドアイは別格として、
菊花賞 キャリア3戦の関東馬フィエールマン1着
天皇賞秋 過去馬券になってないオールカマー組レイデオロ1着
JBCスプリント 実績、実力不足のグレイスフルリープ1着
ことごとく跳ね返してきている。
ノーザンファーム生産の有力馬が次々とエリザベス女王杯を回避してまでノームコアにルメールを配したのはノームコアに勝たせたいというノーザンファームの強い意向を感じる。

【買い目】
馬連 レッドジェノヴァ-ノームコア、カンタービレ、モズカッチャン