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2013/10/16 23:44
ステイヤーフェチの菊花賞見解。
首が低く、ストライドを目一杯に伸ばすステイヤーの走りが大好きな私にとって、菊花賞こそが一番やりがいのある予想です。
春天とは違って、長距離適性が明らかになっていない馬が顔を揃え、それまでの評価を一変させる走りを見せることも少なくないですから。
今のところ気になる馬を取り上げてみます。
先週の京都の傾向から、ロベルト、キングマンボ、グレイソヴリン、リファールの血を持つ馬は、少し評価を上乗せしてますが、基本的には走る姿と折り合い、成績からその資質を評価しています。
エピファネイア…折り合いに難のある馬は、一度上手くいったからといって次も上手くいくとは限らないものです。神戸新聞杯の後でも角居調教師がレース選択に慎重だったことが物語ってますね。デニムアンドルビーの時も感じたのですが、クラシックを獲る馬というインパクトには少し足らない印象を持っています。人気を考えると軸にはしたくないなぁ…。
ユールシンギング…陣営の期待度は大きく、血統的にも長距離向きと判断されるでしょうが、首が高くぎこちない走りで、典型的なステイヤーとは少し異なる印象です。過度に人気になりそうですので狙いは下げたいところです。
マジェスティハーツ…ハーツクライの長距離適性は馬鹿に出来ませんが、目一杯に引いた弓を放つような末脚は本来的には菊花賞向きとは思っていません。連下には押さえます。
ラストインパクト…冷静に成績を見る限りでは、ナリタポセイドンと力差を感じません。長距離での上がり目もない気がしますが、相手には押さえるかも。
サトノノブレス…この馬の取捨がポイントか。ぶっ叩いてもなかなか伸びない末脚は長距離で一変する可能性あり。神戸新聞杯杯のVTRを何度も見返して『これじゃなぁ…』とは思うのですが、こういう馬が届くのが菊花賞でもあります。
サイモンラムセス…血統、走り、京都適性。抽選を潜り抜ければ馬券圏内に飛び込んで来てもおかしくないレベルにはあります。
ピュアソルジャー…京都適性以外はサイモンラムセスと同様。
ケイアイチョウサン…やや掛かる可能性を見越してセントライトは折り合いに専念。本番を見越した試走をしたのは勝負気配が高い証拠だと思います。走り方、血統とも及第点で軸候補の一頭。
アクションスター…血統、走法、折り合い、鞍上全て文句なし。3連複の軸にはこの馬を推したいと思っています。未勝利勝ちの時の走りと比べれば、神戸新聞杯の走りは本調子まで戻りきってなかったと思います。完調なら単勝勝負も。穴狙いしてるつもりは全くありません。
※フォルティノ→グレイソヴリンに訂正しました。