競馬地獄編　　　その1

自分の事

ネトケに入る前は借金まみれでした


家族から100万以上
元恋人から100万
後輩から35万
職場の人から40万
地方銀行150万
銀行のカード　30万2
消費者金融　　150万

普通に500万以上ありました


良くある競馬系ユーチューバーみたいな話ですがwリアルです



当時、公務員(最初は薄給です)をしていたのに人生破綻してました


日々地獄でした、、、


恋人には普通の人のフリをして豪華なデートもしていました
借金があった時に知り合った元恋人とは結婚も考えました

良家の人間なので結婚するためには資金が必要でした
一発逆転を狙い、「毎週土日隠れてバイトしてるんよ〜」と嘘を吐き
集めるだけの金を集め京都競馬場へ行き勝負していました


30万くらい勝っても返済せず次の勝負や東京ディズニーランドに行ったりしてました


親とは揉めることも多くなり
合えばお金の話、、、逃げて逃げて
顔を合わせるのが嫌で実家の部屋でポテトチップスの袋にオシッコして夜中に足音立てずに捨ててました
恋人とも財布の懐具合に比例して距離が開き出しました


今考えると狂人でした
依存症になると脳が萎縮するとゆうか、小さくなるみたいです
日常が狂気でした



仕事→隠れてボクシングのインストラクター(手取り2〜3万)→競馬→デート


このルーティンでした


何度も死のうと思いました、遺書も何回も書きました
覚悟した後一度家に送った事もありました、病院に運ばれて大事になりました
母は泣き崩れ、自分も崩壊しました
クソの極みでした

誰にも相談できず、心を病み、仕事を休み、薬を飲み始めました

睡眠導入剤や強目の薬を飲み始めると1週間、1ヶ月があっとゆうまに過ぎました

母の涙を何度も見ました

自分はクソだと思いました

それ以前から妹は極度のアルコール依存症でした
8年間の説得の末、奈良県の施設に3年間入り今は普通に暮らしてます
その時は兄弟2人して最低の親不孝ものでした


何度も何度も競馬を辞めようと思いました


競馬から離れ、真っ当に生きようとした時に返済地獄にぶつかりました

減らない借金、恋人との時間、未来、、、希望が見えない

変えるには競馬しかない、、、、勝負しかない、、と思考が停止します
短絡的で脳味噌が腐ってました


本質が馬鹿なのでコツコツと得たお金を競馬の勝負で使うようになり、それで返済し人生で勝ち組になろうと考えていました

それしか人生を変える方法がない一生底辺、、、本気でそう思っていました
毎日死ぬ事ばかり考えてました

そんな勝っては負けての日々の中
ある時転機が訪れました

いよいよ究極に首が回らなくなり決断しました


「最期の勝負」をしようと

グレープブランデーがフェブラリーSを勝った日
私の人生をかけた1日でした、本気で命を賭けた1日でした
負けたら全てが終わる、、、
人生最後の軍資金はたったの10万円でした



2つの封筒と覚悟を持って京都競馬場に向かいました