名手たるゆえん。

　ロイヤルアスコット３日目、メインは20Fの超長距離戦となる英G1ゴールドカップ。人気を集めたのは昨年の覇者 Fame And Glory でしたが直線大外に持ち出すも伸びが無く、終わってみればゴドルフィン勢の1-2フィニッシュとなりました。勝った Colour Vision は終始2〜3番手で前を見る形、それほど手応えが残っているようには見えなかったのに Opinion Poll が伸びて来るとサッと馬体を寄せ、グイッと半馬身前に出るとそのまま抑え込んでの先頭ゴール。近頃名前を目にする機会の減っているＬ．デットーリ騎手ですが、このレースでの腕の冴えを見る限りまだまだ目を離せそうにありませんね。

　第２レースの英G2リブルスデールＳでは Street Cry 産駒の Princess Highway が6馬身差の圧勝で愛オークスに名乗りを挙げました。