そう思ったかい？

　ロイヤルアスコット2日目の見ものは英G1プリンスオブウェールズＳ。中距離世界王者を目指しながら欲張りすぎて尻すぼみに終わった昨季を振り払うように、So You Think が力の違いを見せ付ける結果となりました。今まで芝10F戦を9回走って Rewilding とシリュスデゼーグルにしか負けたことが無いスペシャリスト、難敵のいないここは落とせません。内を突いて一瞬先頭に立ちかけた女王陛下の Carlton House はアッサリ突き放されての2着、最後方からラチ沿いを捌いてきたＬ．デットーリ騎乗の Farhh はスムーズだったらもう一つ着順上げられたはずの3着、同じく最後方から大外に持ち出した Reliable Man はラストのひと伸び足りずに4着。

　上半期一杯でオーストラリアに戻る予定の So You Think、バリードイルのお約束で7月の英G1エクリプスＳ（サンダウン芝10F）まで現役延長ですかね？　3着だった Farhh の今後が楽しみ。