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2019/12/10 21:53

天才馬券師と呼ばれた男

10年前、仕事のストレスから心の病で仕事辞めたけど当時、同棲していた彼女には言えず、、いつも仕事に行くフリしてスーツを着て競馬に行く男がいた。
元々シフト制の会社にいたから土日勤務に変わったと言ったら全く怪しまれなかった。
JRAのレース時間が大体9:50〜16:30だったので更に都合が良かった。

当時、貯金してた50万をカバンに入れ、1レース1万賭けて月のトータル収支は30〜50万だった。

自分を何度も疑った、ジョッキーの斤量、芝、ダート傾向、前週のラップ、馬の比較、馬券等は前日10時間入念に行った。

半年続けて、自分が腐ると感じた。
そこから彼はまた就職活動を行い、今では個人事業主となり、そこそこ裕福な生活を送っていた。
時間にも余裕が出来て、ふと彼はまた競馬思い出し、始めたのだが全く勝てない。

そう、彼は気付いた、、彼は勝つ為に必要なハングリー精神の元の「貧困」を失ったからだと。。
2019年も終わりを迎えるが、天才馬券師と呼ばれた男はいまだ眠ったままである。

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