皐月賞

ファンディーナお疲れ様でした。

結果は７着でしたが、とても強気な良いレースだったと思います。

やはりスタートの反応も良く、二の脚が速い為、好位を取る事は容易い馬でした。
今後どの枠に入っても同じく好位を取れる事でしょう。
これは今後も好材料です。

道中は内目の良いポジションでした。
逃げる馬が最内を避けて走っていたので、一番内側だけは少し荒れていたのでしょう。
それでも勝敗に繋がるほどではなかったと思うので、影響はなかったと思います。

ペースは芝を整えた影響もあり速め、1000m59秒フラットでした。

残り８００ｍから各馬動き出します。

３コーナー手前
岩田騎手が一度内のデムーロを見て、内の隙間を埋めます。
ペルシアンナイトを意識していたのか、その後ろにいるレイデオロなのかはわかりませんが、周りもよく見え落ち着いて乗っていました。
コーナーワークはいつも通り上手く、コース取りも完璧でした。
４コーナー軽く仕掛けると、後の勝ち馬になる併走していたアルアインをスッっと引き離し、外から来るダンビュライトに進路を塞がれる前に脱出。
この時、アルアイン、ダンビュライトは激しく手が動いていました。
直線に入ると先頭、このままフラワーカップの再現かと思われましたが、いつもの伸びやかなフォームは見られず失速。

岩田騎手の強気な競馬を見ても、この馬への信頼は相当な物だったのでしょう。

ムチは２度ほど入りましたが、１発目で伸びないのを見ると
２発目は軽く、その後は無理をしませんでした。

勝ち馬は４コーナーで引き離したアルアイン、
ペルシアンナイトはデムーロの騎乗が光った２着でした。

岩田騎手は、ほぼ完璧に乗っており、この結果を責める事は出来ないと思います。

直線で伸びを欠いたのは何故なのかははっきりしませんが、
通用する事は証明してみせました。
初ムチを入れた際、少し怯んだようにも見えましたので
そこは慣れてくれればと思っています。

この１戦だけで悲観する事はまったくないと思います。
まだまだ成長の余地を沢山残している馬なので今後も期待しています。

果敢に挑戦された陣営のご判断、とても誇れる事です。
岩田騎手、高野厩舎の方々、関係者の皆様、そしてファンディーナ号
本当にお疲れ様でした。
次走はわかりませんが、一旦力を抜いて英気を養ってください。

そして私はまだまだ　良い夢を　追い続けます！

頑張れ！ファンディーナ！！