先週の出資馬成績〜レッドベレーザ緒戦を飾る

【キャロット】
◯シーリア[10／6京都８R 500万下芝2000m]４着
スタートは良好。イイコトズクシが出ムチをくれて先行しましたがペースは早くならずスローに。じんわりとポジションを上げられれば良かったのですが1コーナー過ぎから馬群に包まれそれも叶わず。4コーナーあたりで馬群がバラけようやく追い出しましたが、先行した2頭には更に離され差のある4着に。このあたりは休み明けと直前に降りしきった雨の影響があったにせよ、物足りなさは否めません。次走、叩いた効果と馬場良化に期待します。まだまだ成長の余地は残していますので、これからですね。

【東サラ】
◯レッドベレーザ[10/8京都３R新馬戦芝1400m]優勝
ゲートは良好。そこから好位につけるかと思いきやなかなか進んでいかず騎手が軽く促しつつ中団に。道中はしっかり折り合い馬群の外目を追走。3コーナーを過ぎての勝負所の反応がよく大外を徐々に進出。直線で前を射程圏に捉えると一気に先頭に立ちそのままゴール。前日に同条件で行われた格上のりんどう賞と比較すると前半3F,5Fの通過タイムと勝ち時計は

りんどう賞 35.6-59.3ー1.22.7
今回の新馬 35.7-59.2ー1.22.6

ですからほぼ同じ流れを差し切っており、昇級しても十分勝ち負けになるのではないでしょうか。レースではディープ産駒らしい極上の切れ味を見せてくれましたが、本馬の最大の長所は操縦性の良さと機動力の高さ。騎手の指示に素早く応えスッと反応できる能力は大きなアドバンテージでしょう。一方、前半の動きから、今後、馬群に包まれた時にどういう反応を見せるのかという懸念は少しありますが現時点では期待の方が大きいですね。