夢を託す馬

皆様ご無沙汰しております。
南関限定最後の東京ダービーが的場文男不参加とゆう事態になり、もう心がポカーンとなっていた6月ww
前開催の勝利インタビューで「手違いで乗れなくなった」と本音を漏らしてしまった的場さん
東京ダービーを制したのは無敗で羽田盃を制したミックファイアでした。正直出来過ぎ羽田盃の内容から、そこまでの器と思わなかったのが本音で、過剰な人気には首を傾げてましたが
4角でヒーローコールが満を持して勝負をかけてスパートすると、持ったままでギアを上げて突き放す後はおいでおいでの圧勝ではヒーローコールに的場さんが騎乗しても逆立ちしても逆転は無かったはずで、11回目の2着が濃厚だったww

こうなると自分の期待はトーシンブリザード以来の3冠馬の誕生でした。初のJRAとの対戦だし、やはり難しい夏の調整、、更に例年に増して層の厚い今年の3歳
抜けた1番人気はファンの願いと思うとこ

レースはミトノオー武豊の逃げ、、幾度となく夢を打ち砕いてきた武豊の逃げU+1F972嫌な予感はしました。対してミックファイアは先行集団後ろの位置で、いつもより後ろ寄り
4角でミトノオーが突き抜けてしまい、ミックファイアはあろうことか大外で手綱が動かしている
「あっても2着か、、」
と嘆いたが一歩一歩迫るミックファイアに、TV画面に向かい「御神本！御神本！」の絶叫

3冠馬の誕生に、ゴールの瞬間涙が流れました

トーシンブリザード以来の偉業
正確にはトーシンブリザードの年はまだ南関3冠が羽田、王冠賞、ダービーの時代であり、JDDはお祭り要素の強いレースでした。東京王冠賞が廃止になり、ブリザードは史上唯一の4冠馬でもあります
しかし現行最後の南関3冠の年に無敗の3冠馬とは、まるでドラマ
ミックファイアの勝負服は星散らしのデザインで、第一回JDDの優勝馬がオリオンザサンクスだと思い出す
最初の年に輝いたオリオン座、、不遇の時代を乗り越え、最後の年に同じ大井の一番星が輝いた（くさい）

交流以前は南関４場はもちろん、他地区の強豪がJRAを破るのは当たり前だった。
交流元年にライブリマウントに勝たれ、ホクトベガが無双
しかしコンサートボーイが一矢を報いアブクマポーロ、メイセイオペラが時代を作る。トーシンブリザードが3冠馬、怪物シーチャリオットも誕生するが故障ここから地方は劣勢になる
アドマイヤドン、タイムパラドックス、ブルーコンコルド、ヴァーミリアン、カネヒキリ、エスポワールシチー、スマートファルコン、ホッコータルマエ、コパノリッキー。名だたる強豪と走る地方馬は時計2つ以上離されてばかりで、いつからか一桁頭数の交流G1が増えていた

フジノウェーブ、ボンネビルレコード、アジュディミツオーにフリオーソ、ハッピースプリントやヒガシウィルウィン等、対等に戦える馬は現れてもそれは孤軍奮闘に過ぎず、彼らが去ればまた同じ事の繰り返しでした。
幸い今年は他地区の3歳も豊作の年全てが秋に交流重賞で活躍したら、願ってもない事である

競馬中継で言っていた「ミックファイアがJRAに挑む」と

本来はミックファイアがJRAを迎え撃つのが正解もう一度だけ、あの時代を蘇らせてほしい、、地方中央のがっぷり四つの戦い。
まだまだミックファイアには乗り越える物がたくさんあるが、夢を見たいと思っています。
JRAがナンボのもんだ



大井競馬からこれ程の馬が現れるのは本当に嬉しい
長く大井競馬を見てきて本当に良かったと思えた昨日の夜でした