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2022/11/28 20:57
南関クラシックが終わる時
再来年から南関の3歳クラシック路線が、全てJRAに門戸開放。正式に日本競馬の「ダートクラシック三冠」として路線変更される事になった
三冠全てが大井で行われ、現行と同じ羽田盃がセンハチ、東京ダービーとジャパンダートクラシックがニセンで行われる。
似通ったレース体系と同じ競馬場での三冠とゆうのは賛否両論となっているようですが、決まったモノは仕方ない
ダートクラシックは元より、現行の古馬重賞や交流重賞もテコ入れがされており一気に様変わりしてしまいそうな感じ
元々自分はジャパンダートダービーの設立当初から反対派だった。勿論、地方中央の交流は楽しみだし盛り上がるのはわかるのだが、伝統ある南関クラシックを改革されたのは複雑だった
羽田盃、東京ダービー、東京王冠賞の三冠路線は思い出もあったし中央は中央で、南関は南関でとゆう区別化も大事かなと
三冠最後の1冠がなぜ中央馬が参戦するんだ?と思ったものだ
だからトーシンブリザードが最後の東京王冠賞を制して三冠馬として、ジャパンダートダービーで中央馬を返り討ちにした年は嬉しかった!
時を経て中央馬との力差が顕著になり、ジャパンダートダービーに地方馬はただ参加するだけの時代になったマグニフィカ、ヒガシウィルウィン、キャッスルトップが一矢を報いた事もあるが、、やはり現状では中央馬の圧倒的優勢は間違いない。
そして何より伝統ある東京ダービーはJDDの予選会の立ち位置になってしまったのは悲しい、、
門別には北海優駿、佐賀には九州ダービー、高知には高知優駿と全ての地方競馬にそれぞれダービーは行われ特別な思いになるのは変わらない。その全てがJDDの為の予選会なのだ
だからクラシックとは全く別物の「お祭り」感覚のレースとしてJDDが位置づけられて欲しかったのです
それが今回更に、羽田盃から中央馬が参戦となるともはや自分の知る南関クラシックは消滅したに等しい
トライアルの雲取賞、京浜盃まで交流重賞になるとはなぁ、、
大井競馬場を舞台にした、日本一強い3歳ダート馬を決めるレースだから聞こえは良いし大井がその舞台に選ばれたのは栄誉なんですがね
ダートは芝の2軍では無いし、活性化されるのは喜ばしい事ですがやはり複雑
現行の三冠は来年がラスト的場さんが来年ダービーに騎乗すれば40回目の東京ダービー挑戦になる。
日本最多勝騎手が夢見る東京ダービー制覇。それは南関の全ての関係者が切磋琢磨し、努力に努力を重ね、選ばれた陣営だけが出走出来る舞台だからこその重みがある
制度が変わっても親交深く、縁のある矢作調教師あたりが有力馬を用意してくれる可能性もあるがその頃的場さんは68歳である。乗せてくれる中央の馬主なんかいるだろうか?
来年の東京ダービーが的場文男のラストチャンスと見る
時代遅れの競馬ファンの愚痴です