早田秀治騎手 引退

お久しぶりです笑
夜勤勤務もあり、不規則ながらも元気に働いております♂

さて、先日ネットニュースで記事を見て大井競馬で2番目のベテランである早田秀治騎手の引退が発表されました
ここ数年、共に南関を支えた石崎隆之騎手や森下博騎手。他場ながら同年代である佐賀の鮫島克也騎手らの引退が続いており、やはり時代の流れを痛感するなぁと思うとこ

特に石崎、的場時代に幼少期からどっぷり浸かった自分は馴染みの名前が出馬表から消えてしまうのが悲しい
今や90年代からバリバリなのはJRAの内田博幸騎手や辛うじて川崎の今野忠成騎手くらいか


早田騎手と言うと印象的なのは、何より「重賞請負人」と異名があるくらい、大舞台での勝負強さだろう
45年で通算1030勝と、お世辞にもリーディングでバリバリ上位に居たタイプではないが、こと重賞となると無類の安定感があった

ちょっと記憶には無いんですがアラブのトチノミネフジでは連戦連勝し、ついにはサラの名馬ブルーファミリーをも撃破するなど怪物ぶりを発揮し、今だに南関史に伝わる伝説のアラブ馬

90年東京大賞典では、ダイコウガルダンに騎乗し一番人気の的場文男騎手騎乗のスイフトセイダイと、文字通り馬体をぶつけ合う一騎打ちを制して優勝！今では考えらんない程、的場さんも綺麗に追えているのがわかる

ジョージモナークでは芝適性を買われ、オールカマーに参戦し見事に中央勢を破り優勝。的場さんでは2着だったオールカマーをしっかり勝たせてるのも早田さんらしい笑
芝のJRA重賞を、南関馬で制している南関騎手は早田騎手だけである(偉業だと思う)


記憶にも記録にも残るとなると、やはりオリオンザサンクスか
なんせコーナーも曲がれないくらいの気性の荒さで一時はデビューすら危ういとまで言われていた馬。南関移籍後は早田騎手とコンビを組むが、ベテラン早田騎手をして制御不能とばかりの大逃げを連発
それでも結果を残し、羽田盃、東京ダービー、更には中央交流のジャパンダートダービーまで制して変則三冠を達成した(当時の南関三冠は東京王冠賞まで)

果敢に中央にも参戦し、そのスピードを発揮した。結果は残せなかったが南関ファンとしては夢を見た馬でしたね

まぁ、、早田さんの騎乗馬だと実はヒカリルーファスが一番印象にあるんですが


ハタノアドニスでの重賞勝ちを最後に重賞勝ちは無くなり、自分の記憶が正しければセレンが制した大井記念のグラストップガンで3着が重賞での最後の馬券内かなぁ、、このレースは石崎→的場→早田と決まり「昭和か！」と当時言われていた(笑)

近年は益々出番は減り、昨年より柏木厩舎のオルトスラッガーとオルトディアナ2頭の騎乗のみU+1F97A
それでも時折見せる奇襲や逃げの手など、かつての姿を垣間見れた


水曜には乗り鞍があるなんとか見せ場を見せてもらいたい！

ちょっと早いですが、90年代から南関を支えた「重賞請負人」早田秀治騎手
お疲れ様でした