大井競馬場への愚痴

「あの馬では仕方ない。ランリョウオーなら少しは力が入ったけど。気楽に乗れました」
「走ってくるよ。能力はある馬｣
「来年は乗ってるかわからないよ(笑)」

昨日のダービー後の、的場文男騎手の言葉である。
毎年「あきらめた」「宿題だ」「もう乗らない」と心境をそのままに言葉にする的場さんだけに、今年も注目していましたが、どうやら戦前から白旗状態だったようだ

言葉を変えれば今年のダービーは「ノーカン」と言ったとこ

そりゃ陣営だって「無理。絶対通用しない」とは言えないだけに、小久保先生も変わり身あるだの、良血の血が騒ぐだの吹いていたが(笑)ハッキリ言って現状のトーセンマッシモではクラシックは参加賞だった
おそらくランリョウオーの故障の時点で的場さんのダービーは終了。プレゼントした手前、小久保先生も乗せない訳にはいかず、トライアル2着のトーセンマッシモを無理矢理にでも登録し出走させたとゆう形だろう

先行して結果を出してきたトーセンマッシモを後ろに下げたのは、やる気が無かった訳じゃなく前に付けてアランバローズに鈴を付けるような玉砕をするより、溜めて着狙いをした感を受けた。しかしながら着狙いすら叶わない程の力差だった


的場文男をしてダービーで着狙いとゆうのは信じられないのだが、深読みをすればする程今年のランリョウオーでのダービーは力が入っていたのだと思うとこ

それはトランセンデンスの不甲斐なさに通ずる。
羽田盃をピークに持っていって、どう考えても手控えした調教。少なくとも上がり目は全く無かった
リーディングトレーナーの小久保厩舎がダービーに疲れを残すような仕上げをするだろうか理由は1つ
ランリョウオーが故障したのは羽田盃の直後1度京浜盃で緩んだ体勢を、羽田盃から上向きに持っていき、ダービーでメイチ勝負の公算は高かっただろう。

トランセンデンスの二冠より的場文男の悲願のダービー。今年は覚悟を決めていたのだと推測する
だからもしトランセンデンスが完調ならば、強敵アランバローズに是が非でも鈴を付けに行ったはず。昨日の的場さんに覇気は無かった

ランリョウオーの骨折により崩れ、的場さんは乗り馬不在。トーセンマッシモをなんとか出走させ乗せるしかなかった
主催者的にも、東京ダービーに的場文男不在は痛すぎるからだ(単勝売上だけで)
お願いしますよ小久保先生ってとこか

本来ならば、大井が真っ先に手を差しのべるべきだろう。なのに小久保先生ばかりが、本気で勝たせたいと何とかしようと動いているのは情けない

馬が壊れるから乗せたくない、調教師の言う事を聞かないから嫌だだったらハナから持ち上げたりせず、さっさと引退勧告でもしたらどうか


メディアでは大井の帝王だ最多勝レジェンドだと祭り上げるだけで、本人悲願のダービーではネタ扱いするだけ。
功労者と認めてる割に、最近の扱いは完全にネタ騎手である

ダービー開催を前に馬場改修して調教もおろそかにしたり、バカみたいに時計を出して馬がパンク続出など。最近は売上ばかりを気にして肝心のレースを盛り上げる事を考えていない

ヤラセで勝たせろとか、人気馬に乗せろとゆう話ではない。大井競馬場から全くダービーを盛り上げようとゆう気持ちが感じられないだけ
どう考えてもダービーの的場さんを売上のダシにしているとしかね、、、上手くは言えないけど。


来年、的場さんが40度目の東京ダービーに騎乗しているかはわからない。恐らく大丈夫だとは思いますが
しかし近い将来、勝つも引退するも大井競馬場最大の「ネタ」が無くなったら
どう東京ダービーを盛り上げるつもりなんだろうか

次は御神本をネタにするか(大概に未勝利が続いてます)