大井競馬の七不思議、、、呪い

中央の日本ダービーが終わると、南関も東京ダービーを迎える
今年も南関3歳馬の頂点を目指し、16頭が出走する。全日本2歳優駿覇者のアランバローズが年明けから未勝利に終わり、京浜盃ではチサットが勝利、羽田盃では伏兵トランセンデンスが勝利しており、各重賞を分け合う形となり高レベルな接戦と言った雰囲気か

羽田盃を観るに上位組はかなり強力であり、順当ならば掲示板が入れ替わる程度かなと思えるとこですが、やはりそこはダービーだけに一筋縄ではいかないでしょう
別路線組の戦力もしっかり把握して予想したい


さて、現在JDDの予選会とまで言われるようになった東京ダービーですが、やはり南関のダービーと言えばこのレースと思えるし何よりその評価を保ち続けてるのが

的場文男 東京ダービー未勝利

が継続しているからだろう


日本歴代最多勝騎手であり、言わずと知れた大井の帝王、南関の鉄人でありながら38度騎乗して勝てておらず
毎年のように必死に初制覇を狙う的場さんの姿が、東京ダービーの価値と威信を不動のモノにしていると思う

毎年毎年、同じような事を書いているので飽き飽きしているが(笑)
今年は単勝で勝負しようと考えていたのは事実

騎乗予定だったランリョウオーとの相性、羽田盃での内容は近年稀に見る手応えを感じたからである。妙味無しと思えたクリスタルシルバーやパーティメーカーで穴を開けたかと思えば、人気で惨敗する的場さんだけに掴めないんですが(笑)
今年は本当に力を入れていたと思う

そして誰の目から見ても「来年は無いんじゃないか？」と思える現状に、このコロナ禍の沈んだ雰囲気
南関ファンならお察ししてほしいが、今年は空気的にも的場文男のダービーになると想像出来た。

しかし羽田盃後にランリョウオーの骨折が判明した

つくづく競馬の神様を恨んだ

これがはじめてでは無いからである
いくつか挙げたい


マルゼンアデイアル=JCも意識したとゆう逸材もダービー前に故障

ブルーファミリー=羽田盃含め5戦5勝の逸材。テキと2400mの外枠希望について揉める。的場さんが折れて外枠となったが、心配した通り出遅れ(5着)

ナイキジャガー=トライアル連勝後、羽田盃も勝利するがダービー前に故障

ゴールドヘッド=羽田盃馬、唯一の不安は2400の距離と言われたがやはりゴール前僅差で敗れ2着。翌年ダービーは距離短縮された

ベルモントドリーム=羽田盃では元返しの支持を受けるもレース中に故障発生

パーティメーカー=小久保先生からどの馬を選んでも良いと言われたが、羽田盃の内容から選択。同じ小久保厩舎のラッキープリンスに敗れ2着となる
ラッキープリンスにブリンカー着用を進言したのは的場さん自身

ランリョウオー=悲願成就に向けて小久保厩舎からのプレゼント。羽田盃3着後、骨折判明


漫画のような筋書きであり、七不思議とゆう可愛いものではない。呪いレベルである


小久保先生の粋な計らいからダービートライアル2着のトーセンマッシモ騎乗が決まった今年。
時計面や実績から、かなり厳しい戦いになるのは明白
だが参加しなければ勝てないのも事実無欲に的場文男らしい競馬で一泡吹かせてほしいものである

39度目の東京ダービー挑戦今年はどんな結果になるでしょうか