俺のヒーローは日本一の騎手

的場文男騎手が地方競馬最多勝記録を更新。不滅の金字塔と言われた、鉄人 佐々木竹見さんの記録を破る偉業

細かいことを抜きにすれば、日本競馬史上最も勝った騎手になった訳です

死んだ親父もよく「竹見の7000は無理だろ」と的場さんにたいして言っていたもんですが、亡くなって3年半が経ち7000どころか新記録を出してしまった(笑)
常々言っているが、的場文男とゆう男は何かを誰かを追いかける姿がよく似合う。2位が定位置だったリーディング順位や、未だ勝てないダービーもそうだが、この新記録はガムシャラに追いかけ続けた積み重ねが生んだ数字だと思う。何かは解らないが、的場文男はいつも追いかけている
だからてっぺんに立つ姿はイメージが沸かないのが本音

まぁなんせ日本一になってしまったのだから文句は無いし、どこを見ても偉業への祝福を目にするので違った事も書いてみたい

マトメーターも残り10くらいからは正直安心していた自分もいた。それは的場さんもそうだったはず
それが川崎での落馬事故正直ヒヤッとした…。
20針をも縫う大ケガだったが、やはり的場文男は帰ってきた
浦和ではゴール入線と同時に再び落馬するネタまで提供、、なにやら歯車が狂った

残り4勝とした大井で確実に達成だろうと思っていたのだが、まさかの2勝に終わり持ち越し
記録達成へのプレッシャーもあっただろうが、あの的場文男が大井開催で2勝しか出来なくなった事に落胆した確かに1線で頑張ってはいるが、やはり年々危うい立場になってるのは間違いない

浦和から船橋全休を経て、盆休みで賑わう大井開催初日で決めてみせた。泣いてしまったもう原型をとどめない的場ダンスは全盛期の比ではないほど汚い(笑)最近は直線で馬が左右にブレてもいる、、

それでも今ある力全てを込めて騎乗する姿、、やはり的場文男は俺のヒーローである事はずっと変わっていない

「大井競馬は不滅です」

カミカミのインタビューで放った言葉言えそうで言えない言葉だろう

背中を追いかけた内田や戸崎、後輩達、さらには武豊、竹見さん、桑島さん、赤嶺調教師らの切磋琢磨した戦友から祝福のコメントが見れた

しかし最大最強のライバル、石崎隆之だけは一言とてコメントを出していない
クールで颯爽としている石崎さんのキャラか…。いや二人にしか通じ会わない何かがあるんだろうと思うそれがまた格好良い
あの二人の全盛期を見れた事は俺の人生の大きな財産


的場さん本人が言うように、騎手人生はあと僅かかもしれないが是非最後まで見届けたい
残るは東京ダービーだけか…勝てずに終わるか

今後の的場さんがどうなっていくか楽しみです

とにかく
俺のヒーロー的場文男は日本一になった