東京ダービーウィーク(七不思議)

毎年毎年、よく同じ事を書くなぁと思いますが(笑)ジャパンダートダービーの予選会となりつつある東京ダービーの存在意義を保っている、一つの要因かもしれない

的場文男騎手 東京ダービー未勝利

昨年11年ぶり9回目の2着となり、場内を沸かせた的場さん。過去34回の騎乗成績を並べてみる


79年　シーイーグル　　 13着
80年　アアセイコー　　　8着
81年　マーブルスカイ　　5着
82年　ノーブルゲイン　　8着
83年　ゴーカップ 　　 　5着
85年　サンホウスト　 　10着
86年　シナノジヨージ　　2着
87年　シナノデービス　　2着
89年　ホクテンホルダー　2着
90年　ケーヨボーイ　 　11着
92年　ナイキゴージャス　2着
93年　ブルーファミリー　5着
94年　カウンテスヒカル　3着
95年　ナイキグレース 　16着
96年　アイアイシリウス　3着
97年　ナイキジャスパー 12着
98年　ゴールドヘッド　　2着　
99年　タイコウレジェンド 2着
00年　シャコーダイヤ　　6着
01年　ミツルトップワン　8着
02年　ダイワミズリー 　10着
03年　ナイキゲルマン　　2着
04年　キョウエイプライド 2着
05年　ボンネビルレコード 4着
06年　アタゴハヤブサ　　13着
07年　ロイヤルボス　 　3着
08年　ニックバニヤン　　10着
09年　ディアテクノバトル 16着
10年　ショウリュウ　　　11着
11年　キスミープリンス　3着
12年　ダイヤモンドダンス 4着
13年　キタサンオーゴン　10着
14年 ワタリキングオー 6着
15年 パーティメーカー 2着

実に4回に1度は2着になっている事になり、非常に興味深いのは過去3度に渡り連続2着がある事…狙ってるのかね？(笑)
的場さんのダービーについては不思議とツンデレの心境になってしまう

七不思議、七不思議と言うが実際に現実味があったのは自身が本当に一線にいた90年〜08年くらいまでの話で、数ヵ月で還暦を迎える的場さんにクラシック勝利を期待するのは酷な話。前開催の大井記念が5年半ぶりの大井重賞勝利なんだから、ダービー以前の問題である

騎乗馬のアンサンブルライフにしても、全く期待出来ないが本音…
昨年のパーティメーカーと全く同じ陣営スタッフでの挑戦になるが、パーティメーカーはズルい馬でエンジンのかかりが遅い馬。京浜、羽田は脚を余した形で距離が延びたダービーでついに末脚が爆発した

しかしアンサンブルライフは同じく連敗しているが、距離が延びるにつれ内容が悪くなり明らかにマイルまでの馬の印象しかない。折り合い面など全く解消されないままだけに、真っ先に消したい馬だ


これツンの部分




そりゃあ勝ってほしいのが本音の本音(^^ゞ
幼少時から競馬を見るキッカケになった人だし石崎隆之、的場文男20年以上応援してきた自負がある。
石崎さんが4回勝ってるレースを的場さんが勝てないのも、らしくもあり悔しくもある

「今日はがっかりしたけれど、初めて乗った時から東京ダービーを意識した馬だから、他の馬を全部断ってこの馬に懸ける。次は（羽田盃で逃げた）ラクテがいないし、フワッと逃げられれば折り合いがつくと思う。俺はまだ諦めていない」(本人談)


昨年言った言葉

「ダービー制覇は人生の宿題」


的場さんの宿題が完成するのを間近で観れるのなら、馬券がハズレても悔いはない

続く