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2016/05/19 21:11
大井記念を振り返る
大井記念が終わりました。優勝はケイアイレオーネ(^-^)/南関転入後、初の重賞制覇は記録尽くしの勝利になりました
鞍上の的場文男騎手は自身が3月に更新したばかりの地方最高齢重賞勝利記録を更新。また大井記念は通算9勝目となり、こちらは自身と兄弟子の高橋三郎さんの持つ8勝を塗り替える南関同一重賞最多勝記録
JRAでも武豊と保田隆芳氏の持つ8勝が記録だそうで、なかなかの偉業
スタートからモマれるのを嫌い、外に出すと好位をガッチリ。3コーナーから前を行く2頭に圧力をかけるや、直線手前で先頭に立ち叱咤に応えてあとは突き放すだけ
本格化したとゆうのは言葉が違うだろうし、おそらく蹄の不安から思うように調整出来なかった移籍当初に比べ陣営の思う通りに順調に調教が出来るようになったと思う。
時計的には目立つモノではないし、これで帝王賞で勝負になるとは思えないが…的場さんが久々にG1で色気を持つ馬に乗れるのは嬉しい
2着はクラージュドール。馬体重を見て「バカ野郎」とつぶやいてしまった(笑)絞れてくれば面白いと思っていた馬が、更に8キロ+ではと感じたが…裏を返せば強い調教をしながらも馬体を増やしたのは体調の良い証拠。前走離されたユーロビートに先着したのだから価値はあり、南関重賞なら勝ち負け出来る馬
本命のユーロビートは3着まで。決め手が無いだけに、上位に来てもなかなか勝ちきれないのは仕方ないんだが…ヤネの吉原は毎度毎度同じ競馬で同じ着順を拾うなら、この馬の持ち味であるスタミナを活かして、もっと強気に乗っても良いのではないか?大井ならば崩れないのは証明済みで、ロングスパートなど考える余地はある
4着にはナリチュウドラゴンが飛び込んだ。分析で書いたように実は2歳時に末脚に惚れ込んだ馬で、クラシックでは用無しだったが古馬になり再び重賞まで出世したのは嬉しい限り。不器用で常に展開頼みだが、52キロとはいってもこの着順は大健闘と言える
5着にはジャルディーノ。勝つときも手応えの悪さは目立つ馬だが、直線に入ってもジリジリとしか伸びず…格下のナリチュウドラゴンに交わされては情けない。敗因を休み明けと取るか、金盃が54キロによる結果だったかは微妙で…果たして胸を張って重賞ウィナーとして戦えるかは次走以降の結果による
ムサシキングオーは早めにケイアイレオーネに交わされる苦しい展開ながら、全く無抵抗に後退。本来の力を考えれば負けすぎで遠征の疲れなど蓄積し、デキ落ちと考えるのが自然かもしれない
一時代を築いたカキツバタロイヤルやフォーティファイドらが完全に衰えを感じる中、引導を渡すべきストゥディウムも同じく討ち死にしては話にならない。どうもクラシックホースが長続きしないのが情けないなぁ…
勝利インタビューで、調教師としては初の重賞勝ちとなった佐宗に対して「努力と苦労が実った」と語る的場さん
何を隠そう佐宗調教師は的場さんの弟子。沢や鷹見、荒山、上杉、立花、宗形と…現在活躍する大井の調教師の大多数は的場さんが可愛がった後輩になる
石崎、的場時代の憂き目に遭い…早々と調教師転向した面々でもある。こんなプレゼントもありだなぁ
普通なら立場が逆になる話なのに、いつまでも馬上に居る的場さんには頭が下がります
5年半も遠ざかった大井重賞、思わず涙してしまいましたよ(笑)
今年の大井重賞
・TCK女王盃(○)
・金盃(○)
・フジノウェーブ記念(○)
・京浜盃(○)
・東京スプリント(●)
・羽田盃(●)
・東京プリンセス賞(●)
・大井記念(○)
連敗脱出。さぁ次はダービーだよ的場さん!
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佐宗の管理馬で的場が騎乗し重賞初制覇。
10年前の自分に言っても信じてもらえないでしょう(笑) -
さいぺーさんがいいね!と言っています。
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競馬エイト松本ヒロシさんがいいね!と言っています。