Mr.TCKの「大井記念」予想

「大井記念」

レース名は、1950年の大井競馬場開設に由来。2013年までは2,600mで争われるダート重賞だったが、2014年からは帝王賞のステップレースとして、距離を2,000mに変更して実施。＜上位２頭に帝王賞の優先出走権を付与＞

歴代勝ち馬…アブクマポーロ、ゴールドヘッド、ネームヴァリュー、マズルブラスト、セレン等。以前はそのまま帝王賞を制した馬もおり、勝ち馬の名前も厚みがある。実力馬の活躍が目立つ中で最近はハンデ差を活かして格下馬が馬券に必ず絡んでいて、穴に一興


大井記念

◎ユーロビート
○ムサシキングオー
▲ケイアイレオーネ
△クラージュドール
△スコペルタ
△ジャルディーノ

距離が2000mとなり、正規の帝王賞トライアルとしてリニューアルされた大井記念。名だたる名馬達が制してきた時代とは裏腹に…距離短縮後に帝王賞で勝ち負け出来る馬が居なくなったのは皮肉なモノ
今年は昨年の覇者プレティオラスは不在も、なかなかの面子が揃った印象ですが…明らかな出走目的の馬もチラホラ(´-ω-｀;)ゞ

人気を集めるのはケイアイレオーネ。言わずもがな中央実績は飛び抜けており、前走まで未勝利だったのが嘘のような話。原因は直線に入って手前を替えず伸びきれなかったり、巨漢馬だけに器用さが無く脚を余すケースがあったりと不完全燃焼
前走はヤネもそれを頭に入れてか、ハナを主張し食い下がるムサシキングオーを「おいでおいで」の大楽勝

この人気も頷けるが、少頭数に加えムサシキングオー以外はお粗末な面子で…正直評価に値するかは微妙。前走の結果からも的場さんは積極策に出るだろうが、内枠だけにモッサリと出てしまえば諸刃の剣になり得る


今年は斤量を頭に入れて予想したい。勢い溢れるジャルディーノは休み明けに加えて、今回は重賞勝ち馬としての参加だけに金盃から3キロ増える57キロを背負うだけに同じ競馬が可能かは微妙
斤量で最も恩恵を受けるのはムサシキングオーになるが、良くも悪くも突き抜ける力が皆無な馬で2000mだと更に最後の一押しに疑問


軸は実績馬のユーロビート。長距離実績は言うまでもなく、大井外回りの2000mなら力をフルに出せる舞台。斤量に敏感な馬だが58キロなら許容範囲で心配はいらない
これまで好位追走から何かに差される競馬が続いているが、ヤネの吉原もバカじゃない！ロングスパートで断ち切る競馬をするだろう


相手は安定感あるムサシキングオー。崩れる事はまず考えにくいだけに今回も正攻法
ケイアイレオーネは的場さんの出方によるが、おそらく強気な競馬をしたいはず…5年半ぶりの大井重賞勝ちなるか？

気になるのはスコペルタで、昨年同様に54キロで走れるのは好材料。紛れがあれば面白い存在になる
外枠を引いたが、ユーロビートと同じダイオライト記念から転入3戦目のクラージュドール
休み明けは気になるが勢いあるジャルディーノ


ユーロビートから三連複を買います

いざ行こう大井記念