最高齢記録に思う

先日、川崎競馬場で行われた重賞クラウンカップはガーニーフラップが優勝。騎乗予定の中野省吾騎手が騎乗停止となり、急遽騎乗馬の居なかった的場文男騎手へ乗り替わり
テン乗りながら気合い満点の騎乗ぶりで、スタートから最後まで暇さえあればムチでしばき倒す始末(。-∀-)
しかし馬も応え外から一気に脚を使い勝利

この勝利で的場さんは自身が持つ重賞最年長勝利記録を、59歳6カ月に更新した。
今年は昨年同様に小久保厩舎のアンサンブルライフとのコンビでダービーに向かうと公言しているが、京浜盃の負け方を観るに上積みがあるかは微妙

ガーニーフラップにしても、このクラウンカップは空前の低レベルと思える面子だけに過大な評価は出来ない。自分でお手馬を増やしていくのは例年通りだが、果たして今年はどうなるものか
的場さんはクラウンカップ4勝目であり、一昨年のワタリキングオー、昨年の東京湾カップのドライブシャフトに続き3年連続でクラシックのトライアルを制した事になる
羽田盃も6勝している事から、いかにダービー前は気合いが違うかが解る(笑)


気になるのはダービー以外にも的場さんが大井重賞を全く勝てなくなった事。もちろん他場においても年々勝つ姿は少なくなり、昨年は東京湾カップの1勝のみ


しかし大井重賞に至っては2010年の東京シンデレラマイルまで遡らなければならない(-.-)
かつての船橋の一番馬が石崎、大井の一番馬が的場とゆう時代から変わり…的場さんが重賞で騎乗する馬は大半が力の足りない馬ばかり
加えて浦和勢の躍進や、大井の地盤沈下も露になっている事

確かに的場さんの重賞制覇は嬉しいけど、老いたとは言え大井の象徴的存在なんだから、やはり大井重賞で勝つ姿を久々に観たいと思いますね


ネットケイバで今月から的場さんの特集を組んでくれるみたいで、楽しみにしてます(^_^)/☆