プロキオンＳ・回顧 　マテラスカイが超

プロキオンＳ・回顧

　マテラスカイが超高速時計を叩き出しましたが、これは想定外。
　普通の短距離馬であれば、ズブズブにつぶれるはずの展開です。
　
　何と言っても、芝並みの時計ですからね。芝並みに対応した馬と言えば、クロフネを思い出します。
　クロフネはマイルで１分３３秒３という芝並みの時計を叩き出しました。
　
　ということで、クロフネ以来の怪物です。

　ウインムートに関しては個人的に１分２２秒台前半では厳しいと見ていましたが、１分２１秒１に対応していました。
　とは言っても、サクセスエナジーと同タイム入線。対応したと明確に言えるほどの評価はできません。

　勿論、２着のインカンテーションにも同様のことが言えます。

　つまり、対応したというよりは、対応に苦しんだ者同士ではインカンテーション、ウインムートの我慢が勝ったという評価。

　高速時計に対応するには、遅い時計でも前で競馬できる力、あるいは１Ｆ延長距離への対応力がないと相当厳しい。

　
　マテラスカイのマイルへの対応力は？

　時計次第という評価です。
　１分３５秒台では厳しいでしょう。千八の対応力も必要になってきますからね。