タイム指数

netkeibaにタイム指数なるものがありますが、コメント欄に使い方のご質問がありましたのでお答えしますね。

そもそもタイム指数とはなんぞや？
同じ距離で同じ1.10.0でも芝の状態や位置取りなんかで変わってきます。
大外をぶん回して1.10.0と、最内のコースを走って同じタイムだとか、パンパンの良馬場と雨が降ってベチャベチャの不良では、同じ実力でも出せるタイムが変わってくるので単純なタイムでの比較はあまり意味がありません。

そこで、タイムを指数化することで違う条件下での差分比較が容易になってくるのです。

同じ距離で同じタイム指数100であれば、タイム補正で実質同じタイムで駆け抜けたとみなせるのです。

未勝利クラスだと85あれば勝てるものの、重賞では110を超えるタイムを出さないと上位に入れないケースもあります。

利用の仕方は人それぞれですかね。
数値の平均値を見たり、前走の指数を見たり…

まあ、タイム指数を見て比較することが有利な時代もあったようです。
ただ、指数が広まった現在は単純な比較では太刀打ちできないため、オリジナル要素を加えた比較で予想を組み立てる予想家さんも増えています。
上がりタイムを考慮した指数とか、netkeiba以外でも探せば色々あります。

私も一時期はタイム指数に頼った予想をしていましたが、それで絶不調に陥りました（笑）
レースはタイムだけじゃないんですよね。
もちろん持ちタイムが優秀な馬が単純に勝つレースもありますが。

私が参考にする要素があるとすれば、この持ちタイムではそのレースで上位争いするのは無理だろうな、と切る場面です。
16頭中の5頭に絞るために使うというより、16頭の候補を11頭に減らすのに使う場合が多いです。

タイム指数は、基準には出来ますが、競馬には様々な要素が入り乱れてるので、使い方にこれという手法はありません。
自分の予想スタイルに合った利用方法を考えるのが一番の近道かなと。

というわけで…
全く答えになってはいませんが、私自身タイム指数をあまり使いこなせていないだけに、ご紹介出来るネタがないのが正直なところです(^◇^;)