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2018/09/18 14:20

あれから14年

今から14年前の2004年9月18日。日本プロ野球史上初めてのストライキが決行された。その年の6月に大阪近鉄バファローズがオリックス・ブルーウェーブとの合併を発表し、それが発端となり将来の1リーグ制移行も視野に入りかけていた。そんな状況下で当時の日本プロ野球選手会の古田敦也会長。選手会の松原徹事務局長が中心となり、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併の一年間凍結。そして12球団存続に向けてご尽力して頂いたことに今も感謝と尊敬の念でいっぱいである。あれから14年が経過し、当時は観客動員に苦しんでいたパシフィック・リーグもインターネットにおける試合の動画配信事業や、各球団の経営努力で以前とは見違えるくらい連日球場にファンを呼べるように変貌を遂げた。しかしその一方で14年前に12球団のファンすべてが垣根を越えて、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブとの合併、1リーグ制の移行阻止に向けて反対運動を行った一体感を今現在多くの野球ファンは忘れてはいないだろうか?昨今、インターネットや携帯電話が急速に普及し、著名、無名に関わらず誰でも簡単に自由に自分の意見が言える、書けるような時代になった。しかしその半面、モラルやマナーを忘れている人たちがあまりにも多すぎることに憤りを感じる。無論野球の世界も例外ではなく、近年は過度な球団批判、采配批判、監督、コーチ、選手批判が多く見受けられ、それらがエスカレートした誹謗中傷まで行われる粗末であり、まるで1億総批判社会とでも言うべきものである。しかしこれだけは忘れないでもらいたい。言論の自由は何を言っても良い訳ではないことを。そして全ての野球ファンに14年前のことを今一度思い出して、改めて野球というスポーツに対してファン1人1人が真剣に考えていただきたいものである。

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