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2018/01/07 18:59

星野仙一氏死去

昨日の早朝、衝撃的なニュースが飛び込んできた。星野仙一氏が膵臓がんにより4日早朝に死去。誤解や批判を恐れずに書くと私はこの人が大嫌いな存在だった。中日時代はあの三度三冠王を獲得した落合博満さんを牛島和彦さん、上川誠二さん、平沼定晴さん、桑田茂さんらとの1対4の交換トレードで獲得する手腕を発揮し、1人だけロッテへのトレードを拒否していた牛島和彦さんに対し、自宅まで訪れ説得にあたったそうである。その牛島和彦さんがトレードに応じると退団会見に同席し、ロッテでの入団会見を行うため名古屋から新幹線で東京方面へと向かう牛島和彦さんを新幹線ホームまで見送りに行ったという話は有名である。また長期間低迷していた阪神タイガースの監督に就任した01年12月。夫人の脱税事件で辞任した前任の野村克也氏が阪神担当記者たちと関係が悪いことを察知していたのか「お前らも戦力だからな!」と開口一番言い放った言葉や各在阪スポーツ紙の阪神担当記者に「なぜ今までタイガースが低迷していたか?」レポートに書いて提出させたのには正直驚かされた。02年の開幕直前には島野育夫、田淵幸一の両コーチを引き連れ初代ミスタータイガース藤村富美男氏のお墓参りにも訪れている。その阪神タイガースではFAで片岡篤史、金本知憲を。トレードで下柳剛、野口寿浩、中村豊を。そして巧みな政治力、人脈を生かして伊良部秀輝をもメジャーから獲得し、18年ぶりセリーグ優勝を成し遂げた。2010年、我が楽天イーグルスの監督に就任するが、それ以前からオーナーの三木谷浩史氏と料亭などで度々会食していた情報を知っていたので、個人的に特に驚きはしなかった。楽天イーグルス監督就任早々に未曾有の災害、東日本大震災に直面するが前記の2球団と同様に抜群の政治力、人脈を生かし就任初年度には松井稼頭央、岩村明憲のメジャーリーガーコンビを獲得。2012年12月には大物メジャーリーガーアンドリュー・ジョーンズと読売巨人軍と契約寸前までいっていたケーシー・マギーのメジャーリーガーコンビを獲得。翌年、田中将大の大車輪の活躍もあり球団創設9年目でパリーグ初優勝。日本シリーズではあの読売巨人軍相手に4勝3敗で見事日本一も達成した。翌年監督を退任するがFAでロッテから今江敏晃(現今江 年晶)、西武から岸孝之の獲得に手腕を発揮した。この人は野球人というより政治家またはフィクサーという言葉がぴったり当てはまるように個人的には感じる。あまり知られていないがあの故やしきたかじんとは大親友で、2014年のお別れの会では安倍晋三内閣総理大臣、橋下徹、桜井よしこらとともに発起人も務めている。そのやしきたかじんと同じくお正月の年明けに亡くなるとういのも何か運命めいたものに感じる。天国では政治家星野仙一ではなく野球理論を勉強して野球人星野仙一として野球に携わって欲しいものである。

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