夏の甲子園も終了

久々の日記更新。それにしても今年の夏の甲子園も早実・清宮、履正社・安田らプロ注目の野手が不在でも大変な盛り上がりを見せた大会だった。彼らに変わって一躍脚光を浴びたのが広陵・中村奨成捕手だった。1985年夏に記録したＰＬ学園・清原和博が記録した1大会最多の5本塁打を更新したかと思えば、1986年に松山商・水口栄二が記録した1大会最多の19安打に肩を並べるとは恐れ入る。元朝日放送アナウンサーの植草貞夫氏が「甲子園は清原のためにあるのか！」の実況が大変有名であるが、まるで「甲子園は中村のためにあるのか！」のような大会だった。来年は記念の100回大会になるが、年々高校野球を取り巻く環境は変化していて近年は良くも悪くも世間の風当たりを大変強く感じる。どうしてもプロ注目の選手などに注目が集まるが、野球を職業にする人、または高校で野球を断念する人に関わらず100回大会以降も教育の一環、クラブ活動という大事な部分を残しつつ、より素晴らしい大会でありつづけるように昔からの高校野球ファンとして強く願っている。