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2013/03/25 21:00
ハットトリック産駒の話題を2つまとめた、最近気になったニュース
■ダビルシムは4月9日の仏G3、ブライトソートは5月4日の米G1に出走予定
元ネタはハットトリックの紹介記事。
http://www.drf.com/news/drf-breeding-hot-sire-week-317-323-hat-trick
産駒の活躍、経歴、血統分析、産駒の今後の動向などが記事になっている。まあ、だいたいはこれまで語られてきたことで、特ダネ的なものはないと思う。ただ、産駒の動向についてはここまで記事になっていないものもあるので、気になる部分をまとめて紹介。
・ダビルシム/Dabirsim(牡4)
現在復帰に向けてトレーニング中。4月にサンクルー競馬場で行われるG3で復帰予定。
・ブライトソート/Bright Thought(牡4)
次走はケンタッキーダービー当日の芝G1、ターフクラシックステークスの予定。
・トリッキーハット/Tricky Hat(せん4)
チリ生産、調教馬。ゲインズウェイファームなどが去年秋に共同購入して輸入。昨年12月に2戦めで北半球初勝利を上げたが、以後は2戦して人気を裏切っている。
ダビルシムに関しては4月のサンクルー開催のG3、古馬のマイルまでという条件で探すと、4月9日のエドモンブラン賞(G3、4歳以上、芝1600m)しかないので、これだと思う。別定だけど斤量負担なしの56kgで出られる(一昨年の成績は条件外)ので、マイルとはいえカッコ悪いところは見せられないかな。ブライトソートは一息入れてG1挑戦みたいだけど、あの走りを考えるとかなり期待できそう。
チリからハットトリック産駒を輸入して走らせているのも興味深いね。似たようなのでスリーチムニーズファームがアグネスゴールド産駒を購入したってニュースもあったし。
そのほかで記事内の気になった情報は以下のとおり。
・ハットトリックには昨年良質の繁殖牝馬を多数用意した。今年は125〜130頭に種付け予定。
・シンジケート会員に好評である。ヨーロッパの生産者も会員にいる。
■ハットトリック産駒が樹立した芝12ハロンの世界記録が1週間で更新される
3月23日にアメリカ・ガルフストリームパーク競馬場でおこなわれたパンアメリカンステークス(G3、4歳以上、芝12f)で2分22秒63の世界レコードが誕生。ハットトリック産駒ブライトソート/Bright Thoughtが16日に達成した従来の記録はわずか1週間で更新されることとなった。周回コースのサイズは同じくらいだけど、最初に下りのカーブがあるサンタアニタのほうがタイムは出やすいと思うので、今回のタイムは価値があるかもね。