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2012/07/07 19:21
英ダービー馬の看板はアテにできないと改めて思う、7月6日に気になったニュース
■2003年の英ダービー馬クリスキン(Kirs Kin)がリビア送り
http://www.breedingracing.com/news/2012/07/05/english-derby-winner-kris-kin-sold-to-stand-in-libya/
この年の3歳最強はフランスのダラカニ(Dalakhani)だったこと、イギリスは低レベルだったことが、凱旋門賞の惨敗でハッキリしてしまったのが運の尽きだったかも。大馬主シェイク・ハムダン所有のデリンズタウンスタッドで種牡馬入りしたのに産駒はさっぱり走らず、去年はイタリアに飛ばされていた。6世代が走って準重賞勝ち馬が2頭で重賞勝ち馬ゼロという惨憺たる産駒成績。
カダフィ支配の終わったリビアの首都トリポリの牧場に行くようだけど、民主化によって競馬が盛んになると見込んでの種牡馬入りなのかな。それとも馬主が中東の人だから、なんらかのコネクションがあったのか。いずれにせよ、英ダービー馬は種牡馬としての看板にはあまりならん時代とはいえ、ここまで落ちぶれるのは珍しいような。
■アメリカで騎手の落馬死亡事故が発生
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/71063/jockey-herrera-killed-at-pleasanton
アメリカのプレザントン競馬場の未勝利戦で落馬事故。死亡したジョージ・ヘレーラ騎手は33歳のメキシコ人騎手で、種牡馬をダイエット目的で走らせるエクササイズライダーと見習騎手を掛け持ちでやっていたみたい。落馬直後に後続馬に巻き込まれて頭部を損傷したのが致命傷だった模様。落馬も怖いがやっぱり後ろの馬に蹴られるとやばいね。