グランマリアージュ出走結果☆

　４月１８日（日）新潟・角田浜特別（４歳以上２勝クラス・ダ1,200ｍ）に西村淳也騎手で出走したグランマリアージュは１３着。

　牧浦調教師のコメントでは「馬体重は+１２キロでしたが太すぎることも無く、馬体を減らさずに輸送できた点はプラス要素でレースに臨めたと思います。ただ、ここ数戦は力みやテンションから身体を上手く使えていなく、道中でタメが利かず追い出して弾けてくれません。今日の新潟は台風のような強風と不良馬場で、かなり特殊な馬場だったことも影響したと思います。この後についてですが、短距離戦はレース間隔を空けないと出走出来ないため、短期放牧を挟み再調整します」とのこと。

　確かに、当日の新潟は風も強く、特殊な不良馬場ではありましたが、惨敗の理由はそれだけではない気もしています。2走前に休み明けで出走した小倉・小郡特別（芝1,200ｍ/12着）の時もそうだったのですが、牧浦調教師は、気性や馬体重を気にして調教内容が馬なりばかりで仕上げていたのですが、正直ここ2戦はその調教内容で中身は出来ているのかが気になっていました。前走も前々走もダート、芝の違いはあれど、どちらも前半からついていけない感じで、仕上げの軽さの問題は拭えないかなと思います。

　今回で再度放牧を挟むとの事で、そうなるとまた一から作り直しになるのですが、どのみち現状のやり方では結果が出ていないわけですし、周りの馬たちはこの間にもマリアージュ以上に鍛えているでしょう。特にスプリント戦はテンから速い展開なるのですから、それに対応できる反応速度は鍛えておくべきですし、マリアージュがどのようなレースプランで臨むつもりなのかも考慮して、例えばテンから行かせるのあれば、調教の全体時計を速い設定にして行うとか、終いにかけるのであれば終いをしっかり伸ばす調教を行なう等の工夫も必要なのかなと思います。とにかく次回はもっと調教強度を上げて鍛えレースに臨むことを試してみても良いのかなと思ったりしています(^^)/