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2016/09/01 14:51
広島県の三次市と島根県の江津市をつなぐJ
広島県の三次市と島根県の江津市をつなぐJR三江(さんこう)線が、来年9月で廃線になることが発表されました。
かつて、三江線は島根県の江津市から石見川本までの三江北線と広島県の三次市から島根県の口羽までの三江南線とに別れていました。
それが、地元の要望で工事が始まり、ひとつにつながったのが1975年。
長さは108?になります。
ところが、この三江線が全国JRの路線の中で1?あたりの輸送人員が58人と最下位に低迷していました。
この数値、1992年の実績の2割だそうです。
ちなみに、2003年11月で部分廃線となった可部線の可部?三段峡(約46?)の1?あたりの輸送人員は400人あまりだったとか。
北海道では、映画【幸せの黄色いハンカチ】の現場となった夕張と、石勝線の新夕張の間48?が廃線の対象となったことが少し前に発表されました。
三江線が廃止されたら、バスによる代替輸送に変わる可能性が高いと聞きました。
5年前に三次から口羽まで行ったことがありましたが、あまりにも極端なダイヤに困惑しました。
三次?口羽を例にすると、朝の6時から8時まで3便があるけど、あとは17時ぐらいまで便がないのです。
日中は、ポツリポツリと一部区間で運行される便があるだけ。
こんなパターンは、初めて見ました。
とはいえ、なくなるのは寂しい限りですよね。
特に、地元の人からすれば…。