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2016/06/24 18:01
復活への槌音
2003年11月末を持って、JRで最初に廃止という不名誉な場所となってしまった、JR可部線の可部?三段峡間46.1キロ。
その後、次々と駅やレール等が姿を消して行きました。
ところが、わずか2キロのエリアですが復活に向けて動いていました。
復活するのは、可部駅から河戸(こうど)駅を通過し、旧荒人踏切までのエリアです。
このエリアを全線完全電化し、河戸駅を含めて3つの駅が作られます。
一度JRが廃止し、それを復活させるのは史上初の快挙です。
もともと、旧可部線だった可部?河戸間は電化を希望する声がありましたが、その夢物語が現実のものになりつつあります。
1枚目の写真は、可部?河戸間に設置される新しい駅。
2枚目は、そこから河戸駅に向かうレールの列です。
電化のための柱も設置され、これから電線などの設置も始まります。
廃止に伴い、一度はアスファルトで覆われた踏切跡にも、レールが敷かれました。
復活は来年以降になるということですが、地元の人たちは大きな期待を持って歓喜の瞬間を待っています。