とかち馬文化を支える会10周年

久しぶりの日記更新である。このところ多忙かつネタもあまりなかったため、すっかり忘れてしまっていた。

昨日帰宅すると郵便物が届いていた。今年から正会員として微力ながら支援している「とかち馬文化を支える会」から設立10周年記念リーフレットが送られてきた。

同会は端的に言うと帯広ばんえい競馬を軸にばん馬に関わることをサポートし、その伝統や意義を次の世代に伝えていくものだ。イベント、協賛レース、ばん馬による出前講義などなど。ばん馬による農耕作業体験なんかもやっている。ばん馬に乗りたい私には羨ましい限りである。

ばんえい競馬もかつては帯広、旭川、北見、岩見沢と4自治体が開催していたが、平成不況により運営が悪化して一時は廃止の危機にあった。その中で帯広市だけが踏み止まり、民間企業のサポートも受けながら業績を戻している。

世界唯一の競馬。その歴史は北海道開拓を源泉とし、時代の変化や景気の影響を受けながらも存続している。こうして一つの文化を支えていくのもファンの役目ではないか。ごくわずかな金額ではあるが来年も継続していこうと思う。