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59件のひとこと日記があります。

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2018/02/20 04:05

速報〜引退馬支援に国が本腰

今回の日記は関心のある方には良い内容かもしれません。ただ既にご存じの方もいらっしゃったので、私のように初めて聞いた方や引退馬について関心のある方へお伝えできたらと思います。

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引退した競走馬の余生支援に向けて国が本格的に動き出す。JRAの鈴木伸尋調教師は2月18日、認定NPO法人引退馬協会が東京都内にて開催したトークイベントで、今年中に農林水産省、J R A、地全協、調教師会、生産者会などで構成される検討委員会(プロジェクト)を立ち上げることを明らかにした。

鈴木調教師は「競馬に関わる行政、組織・団体などが一体となって、競走馬のセカンドキャリア、サードキャリアを資金・制度の両面からしっかりサポートする体制をつくる」との考えを示し、競走馬の在り方を抜本的に見直す公的なプロジェクトへと発展する可能性が高い。

引退した競走馬は優秀な成績や血統を持つ馬は種牡馬・繁殖牝馬、成績を残せなかった場合でも地方競馬、乗馬、使役馬などとして第二の馬生を送るが、残念ながら大半の馬は廃用となり短い生涯を終える。

また種牡馬などになれた馬も繁殖成績や年齢、ケガなどを理由に見切られることも多く、ビッグタイトルなどを獲得しながら消息不明になってしまう馬がいるのも事実だ。他方、競馬界では長らく競走馬の行方を語ることはタブー視する風潮があり、これが実態をより不透明にさせているとも指摘されていた。

現状では一部の養老牧場や民間団体、乗馬クラブ、ファンサークル、個人などがボランティアで引退馬の余生を支援しているケースも散見されるが、いずれも資金面や受け入れ能力などに限界があり一般に広く認知・普及するまでには至ってはいない。

設立される検討委の詳細は明らかにしていないものの、鈴木調教師は「乗馬などへのリトレーニング、資金支援を体系的に行える仕組みを検討していく。競馬ファンの方々にはもちろん、私自身もこのプロジェクトには大変期待している」と実現に意欲を見せる。

具体的なアプローチとして、リトレーニングでは教育プログラムや受け入れる施設の設置・認定、資金面では個人レベルの支援活動が安定的に財源を確保できるよう充実させたい考え。特定の施設や人に依存するのではなく、プロジェクトを通じて引退馬の再教育や利活用、資金手当てなどを円滑・適正に行える形を目指していく。関係機関の連携によりプロジェクトが前進・継続し、引退馬の余生支援が組織的・社会的なものになることを期待したい。


写真=トークイベント会場の様子。モニターに映し出されているのは引退馬協会のロゴ

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散漫な文章になってしまいました。鈴木調教師らスピーカーの方々のお話、私の拙い記憶・メモなどから上記のようにまとめてみました。内容は私が聞いて解釈した範囲です。次回はトークイベントの様子についてお伝えしたいと思います。

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この日記はコメントできません。
  • 広瀬北斗さんがファイト!と言っています。

    2018/02/20 07:17 ブロック

  • 広瀬北斗さんがいいね!と言っています。

    2018/02/20 07:16 ブロック

  • 広瀬北斗さん

    ちょっと自分の日記でもフェブラリーSの所で触れましたが,引退は避けて通れない道です。業界(産業)全体でやっと重い腰を上げたのですね。

    中途半端なコメントはSNS特有の問題が生じますので,あとは追々記せればと思います…

    2018/02/20 07:16 ブロック

  • オジョウママさんがいいね!と言っています。

    2018/02/20 06:51 ブロック

  • ぷんさんがいいね!と言っています。

    2018/02/20 06:44 ブロック

  • おるたんさんがいいね!と言っています。

    2018/02/20 06:21 ブロック

  • ルージュの夢さんがいいね!と言っています。

    2018/02/20 05:48 ブロック

  • ルージュの夢さん

    民間だけでは頭打ちですから、馬に関わる全ての組織が連携して、「当たり前だった馬の処分」が当たり前ではなくなるかもしれない!のは、とても大きな一歩です。自分が生きている間に、動き出して欲しいと思います!!

    2018/02/20 05:48 ブロック

  • アドミラルさんがいいね!と言っています。

    2018/02/20 05:37 ブロック

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