競輪
59件のひとこと日記があります。
2018/05/09 08:09
馬のいる風景��〜東松島・八丸牧場
斎藤牧場を後にした私は、午後から東松島にある八丸牧場さんを訪ねました。山の中腹に広がる放牧場には馬12頭、ポニー1頭がおり、このうち2頭はばんえい馬です。
「美しい馬たちがいる、美しい森」とのコンセプトから通称「美馬森」（みまもり）と呼ばれている同牧場は、もともと岩手・盛岡市で活動されていましたが1年前に当地へ移転したとのこと。まだ用地は整備中ですが、すっきりとした環境は馬・人にストレスを与えない印象を受けます。
こちらはご夫婦が馬のエキスパートとして知られており、著名テレビ番組などに取り上げられたこともあります。先日も地元テレビ局が取材に来たそうです。
当日はご主人様がご出張だったため、奥様とスタッフで切り盛りをされていました。トラックに乗って山道をガタゴトと進んでいきます。神奈川から来たと伝えると「へえ〜横浜から！」と驚かれましたが、私は横浜在住ではありません(^◇^;)やはり神奈川＝横浜なんですかね？（笑）
こちらでは馬とのコミュニケーションや接し方などについて、海外の先進馬学を用いた馬に心理的負担を強いない正しい方法を提唱されています。私もそうですが馬が寄ってくると顔を撫でなくなりますが、実はこれって馬の警戒心を煽る危険な行為なんだそうです。
馬場に入れてもらい中間種の牝馬ラムちゃんをパートナーに練習開始。いきなり近づかず距離を取りながら周辺を歩き回って意識を向けてもらいます。私は初対面なので向こうも様子を注意深く伺っているようです。徐々に耳が私の動く方に反応し、15〜20分かけてようやく寄ってきてくれました。
この間はひたすらガマン。馬の気持ちを尊重してあげること。その思いが通じた時には感動で涙が出ました。体を撫でると私の肩に顔を乗せてきます。気が付けば1時間半もラムちゃんと2人で戯れていました（写真上）。
奥様には従来ならびに定説とされている馬の扱い方に誤った部分があること、欧州では馬学の研究が常にブラッシュアップされていて日本とは違う手法で育成・調教が行われていることを教えていただきました。
別の馬場には2頭のばんえい馬がいます。ばんえい競馬大好きな私にとってはたまりません！ばん馬は温和な性格で向こうから積極的にじゃれてきます。もう全てがデカい！サラブレッドの倍です。馬耕、馬搬、馬車引きなどで活躍しているそうです。（写真下）
馬の在り方、人と馬との関わり方、われわれ人間が考えるべきこと・・・奥様とはかなり突っ込んだ意見交換をさせていただきました。帰りの新幹線があるため夕方6時ごろに失礼させていただきましたが、ラムちゃんへの思いも相まって後ろ髪を引かれるような心境でした。次回はもう少し長い休暇を取って、本格的にインターナショナルな馬学に基づいた乗馬を体験したいと思っています。
今回は馬の存在を考える上で、また新しいことを学んだと思います。牧場の皆さんをはじめ現地の方々には大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
連載終わり
- コンセプト
- エキスパート
- ラッシュアップ
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広瀬北斗さん
初めてシルクのツアーに参加した時，自分の出資馬が場房から顔を出していたので手を顔に近づけたら，急に頭を上げて馬栓棒に当ててしまいました。まさしく「やってはいけない事」をやってしまったのでしょうね…
2018/05/11 14:01
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ダートラッシングさん
くろまめさん
日記ご訪問ありがとうございます。私も今まで間違った解釈をしている部分がありましたので、今回は大変勉強になりました。自分が信頼してもらえた、その気持ちが通じたことは感動でした。言葉でやり取りできないだけに。2018/05/11 08:46
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ダートラッシングさん
バンバ・ラルさん
日記ご訪問ありがとうございます。過分なご評価をいただき恐縮です。松樹先生の作品では馬との接し方も詳しく書かれていますよね。「ジョッキー」の主人公が気まぐれドロップコスモの性格を理解して良さを引き出していくあたりとか。私も牧場回りは初めてでしたので、スタッフの方に付いていただいて教えてもらいました。案内所経由で事前連絡、挨拶、指示・ルールに従えば大丈夫だと思いますが、多忙だったり見学不可の時期・場所もあるそうです。各地域の案内所に連絡してからコンタクトを取るのがよろしいかと思います。2018/05/11 08:39
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くろまめさん
馬とのコミュニケーションの取り方も日々変わっているのですね。
馬が安心した状況でのふれあいができたときに、心を通わせることができる…。
感動するのは馬の気持ちが伝わってきたからなのでしょうか？
本当に素敵な馬GWでしたね！2018/05/11 07:58
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くろまめさんがいいね！と言っています。
2018/05/11 07:53
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バンバ・ラルさん
ラムちゃんとのコミュニケーションの取り方、松樹剛史さんの競馬小説「ＧＯ−ＯＮＥ」に描かれていたのを思い出しました。貴重な体験ができましたね。私は牧場訪問となると牧場の方にご迷惑かけるかと思って行けないでいたので素晴らしい連載でした。ありがとうございました。
2018/05/11 06:22
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バンバ・ラルさんがいいね！と言っています。
2018/05/11 06:14
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ダートラッシングさん
変態仮面さん
日記ご訪問ありがとうございます。私も馬に触れる機会はなかなかありません。今は乗馬やっていないので。ただ今回で騎乗以外にも接する機会があると感じました。2018/05/10 12:27
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変態仮面Ｘさんがファイト！と言っています。
2018/05/10 12:18
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変態仮面Ｘさん
「インターナショナルな馬学に基づいた乗馬」
なんだかカッコいいですなぁ……♪(^^)/
乗馬が趣味っていいですよねぇ↑
私は競馬場のパドックでしか実物を見たことがないので……。(^^)2018/05/10 12:18
