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2016/11/21 16:57

先日のマイルCS裁決 所感

JRAの現行ルールでは被害馬の騎手が落馬・競走中止しても
加害馬の降着・失格要件にはならない。
てことは、今回大きな被害を受けた白帽2頭、赤帽1頭の騎手が落馬・競走中止していても
加害馬は降着・失格にはならなかったってことだ。

新ルールではタイム差ゼロの馬同士でしか降着が適用されたことが無い。
失格は、私の記憶が正しければまだその処分を適用された騎手はいない。
実質、加害馬が被害馬に先着してれば騎手に対する罰金や騎乗停止で済むのだ。
(被害うけて加害馬に先着できるてどんな闘魂馬やねん)
たとえ加害馬の馬主であっても優勝の名誉と賞金は手に入るから、
騎乗停止覚悟で自分の持ち馬を勝たせてくれる騎手は馬主の寵愛を得ることができる。

中央競馬は、後ろから来る馬の騎手を落とし放題のゲームに転換したようだ。
これからは差された逃げ・先行馬の騎手は「チキン野郎」と罵られ、
差し馬・追い込み馬に乗ったリーディング下位やたまたま不運だった騎手、
それに若手はジグザグ走行する逃げ先行馬の騎手に次々に落とされて、
死のうが半身不随になろうが見舞金が出るからそれでオッケーになったのだ。
まさに人馬格闘技時代、サラブレッドと人によるベンハー時代の到来。

今回の裁決は日本の競馬新時代を拓いた勇気ある裁決()なのかもしれん。
次のレースでは何人落ちるか。
次のレースでは何頭の馬が予後不良になるか。
将来的にはそれも賭けの対象になりそうだ。
やったもん勝ちは優勝劣敗の究極の姿。
どうせなら騎手にはムチの代わりに日本刀を持たせてはどうか。
競馬場は流血と死のコロシアムとなり、紳士淑女は歓喜でそれを迎え入れる。

競馬騎手は格闘技に特化した脳筋戦士だらけになり、
馬を死なせたくない生産者や馬主は生産者や馬主であることを辞め、
競馬関連業界がとてもすっきりシンプルなバトルエンタメになる。
それが国とJRAの真の意図かもしれんね。

いや〜素晴らしいグローバル!
裁決委員、11月20日の裁決からブレるなよ、絶対ブレるなよ?
おまえらがその反吐が出る「判例・前例」をつくったことを私は忘れない。

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