「フランケル産駒と日本馬の快挙」

「フランケル産駒のG1制覇」

14戦無敗で引退した、世界最強馬フランケル。

その仔馬のソウルスターリングが、無傷の3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズを制覇した。

レース内容を見る限り、中距離も熟せる印象。

来週はミスエルテが牝馬ながら、朝日杯FSに出走予定なので、成長の早さに魅力を感じる。

牡馬に勝利した牝馬と言えば、ウオッカやダイワスカーレットを彷彿とさせるし、ディープインパクトを超える馬は、フランケル産駒かもしれない。

近年のクラシック戦線は、ディープ産駒が主役であり、サンデー産駒が日本競馬界の中心である。

来年のクラシック戦線や、今後の凱旋門挑戦を占う意味でも、フランケル産駒の活躍に期待は高まる。


「有終の美を飾る モーリス」

日本最強マイラーが、2000メートルの舞台でも世界最強を証明した。

史上最強マイラーは直線勝負だけで他馬を圧倒し、競走馬の手本のような完勝劇で現役最後のレースを締めくくった。

父とは違う距離適正を見出し勝ち続け、アジア最高峰のレースを7勝した事に意義がある。

早く感じる引退は惜しまれるが、世界最強のマイル血統を持つ仔馬誕生に期待は高まる。


「サトノクラウンの快挙」

香港ヴァース勝利でアジア最強馬に名乗りを上げた。

レース内容を見る限り、2400メートルの距離がベストに思う。

来年の凱旋門賞挑戦を考える意味でも、この勝利は見事であり、世界に存在を示したと思う。

洋芝の適正を含めた能力アップで、キングジョージ&クイーンエリザベス2世カップのリベンジも期待している。