涙腺崩壊

随分前からこの本のタイトルは知っていたのだけど、思い切ってアマゾンで注文しました。
「わたしのげぼく」　他の方のひとこと日記にもチラッと写真に載っていました。その人は本屋で立ち読みをして泣いたそうです。店員さんから怪しまれたでしょうね。

もう１２年も前になります。先代ネコのチキが姉の腕に抱かれて永遠の眠りにつきました。
チキにとっては爺ちゃん、父に馴ついて、植木に水やりをする時に必ず後について外へ出ますがそれ以外は決して外へ出ることのない仔でした。

げぼくの腕の中で眠る「わたし」の絵を見た瞬間、あの時の情景が蘇り、一気に涙腺が崩壊しました。
翌日、火葬場へ出掛ける前「みんないるから怖くないよ」そう声をかけたとき父の嗚咽が聞こえました。

犬や猫で約１５年、馬で約３０年。
人間の方が長生きするのは動物を、ペットを最後まで面倒見なさいよって事なんでしょうね。
まだ生きられる仔を殺処分するなんて、それも人間の都合で。
活躍できる場所がもっと増えるといいですね。

今夜はチキちゃんを偲びます。