思い出のオリンピック

もう何回もオリンピックは見ているけど、年を重ねてくると若い時ほどの感動はなくなってくるようだ。
１９７２年のミュンヘン大会、男子バレーボールは感動しました。東京大会で３位なったその時から、８年後の世界一を目指して始まった８年計画。監督の松平さんはチームを一から作り上げた。若い大型の新人を発掘し育て上げた。メディアへの売り込みもすごかったらしい。アクロバティックな体操、フライングレシーブ、富士山ブロック等斬新な言葉でアピールした。
勿論、選手たちとの衝突もあったがコーチの池田さんたちスタッフの力も見逃すことはできない。酒を全く飲まない監督と酒豪の池田コーチ、選手の愚痴なども聞いていたようだ。
大会期間中に観光したり、常識では考えられないような行動もとっている。勝ったからいいようなものの負けたら日本には帰れないとも言っていた。
ミュンヘン大会は運にも恵まれた。当時実力的にはソビエトが
やはり上であったが、予選でグループが分かれた。日本はソビエトに弱いが東ドイツには強い。東ドイツは日本に弱いがソビエトに強い。準決勝のブルガリア戦は危なかったけどなぜか負ける気はしなかった。決勝戦は朝早かったけど、途中からテレビで見ることができた。もうその日は何度もテレビで放送されていた。数日の間感動しっぱなしだったのを覚えてる。

競技ではないけど、アトランタ五輪の閉会式でポインターシスターズが出演したのにはぶったまげたな。まるでコンサートのようだった。