タカイサミ、暑中見舞い申し上げます

こんなに暑い日もシェフトは子供を背中に乗せてゆっくりと歩いていたのだろうか。風の強い日は砂が目に入って痛くなかっただろうか。１９７２年、鹿児島で生まれたサラブレッド。競走馬名を「タカイサミ」といいます。６戦か７戦したけど未勝利で引退。期待はされていたけど怪我でその実力を存分に発揮できなかったのです。だけど鳥取の砂丘で子供を背中に乗せてゆっくりと、春も夏も秋も冬も同じ場所を歩く仕事に就きました。
子供達にはたいそう喜ばれたそうです。
さだまさしの「ひとりぽっちのダービー」と云う歌で紹介されています。ネットケイバと競馬広場で紹介されてました。
今は、海の見える小高い丘に眠っているそうです。
「おかれた場所で咲きなさい」タカイサミは立派にその花をさかせました。最初は普通に聞いていたけど、たくさんの引退した馬を思いだしたらいつの間にか泣いていました。
シップのシッポさん、ＳＫＹさん、ありがとうございます。
観光乗馬、いいじゃないか。まだまだ働けるのにその命を終わらせることはないだろう。次の仕事に就けるまでの間ぐらいは援助はしたいと思っています。
よろしかったら聞いてみて下さい。
「ひとりぽっちのダービー」。