火災

同じアパートの向かいの下の階の部屋で火災。
夜勤に備え寝ていたのだけれど、臭いで目が覚めて、これはおかしいと。部屋を見渡しても火の手はない。窓から顔を覗かせると隣から煙が。。
消防署に電話しながら貴重品を持って、表玄関から逃げようと扉を開けるともう手遅れ。次回は真っ白でとてもじゃないけど逃げれそうになく。仕方がないから裏の窓から救命ロープを垂らして逃げる決意をする。
そうしていると、僕より早くに通報していた人がいたのか、救急車が駆けつけてくれて、消防隊員が表玄関まで来てくれた。息を止めてなんとか表玄関から脱出。

火は35分後に鎮火。部屋は燃えたり、放水を浴びることもなかったが、ダクトを通じて煙にさらされた部屋は臭いがきつい。スス汚れも目立ちはしないが、クイックルワイパーが真っ黒になる程そこらに散らばってるらしい。

何故か火災報知器が作動せず、自分の鼻と目で気付けたから良かったものの、気付かず寝たままならどうなっていたのだろう？こんな部屋はもう引越してやる。

不幸中の幸いと思う事が年の瀬の今の時期なら正解なのだろうが、近頃は頭の調子が悪くてそうもいかない。楽しいと思うこともなに一つない。今年一年で得たものも思い出せない。虚空なこの心地を打破する手だてがない。ただ途方にくれるばかりだ。