大阪杯2018

やっと落ち着いてきたので、ぼちぼちここでの活動も再開します。
しかし以前ほどの熱もなく。気ままに書きたいことあれば書いていこうと思ってます。不定期に更新していくって感じです。

まずは少し近況報告をば。
無事に博士号も取れました。なんやかんや言いながらも、大学を去る瞬間はなんとも言えない気持ちになりました。それだけ多くのことがあったということでしょうか。切羽詰まって、心が狭量になれば忘れてしまい、どこまでも愚かで弱くなれるのに、一度離れれば、そこには沢山詰まっているものを確認できる。それが何なのかというより、そこにあるものが訴えかけてくれる感覚。
時空を超えて、伝わるものがある。

ほんと、たくさんの人の助力のおかげで新生活も良いスタートが切れました。甘やかされ過ぎなような気がして、申し訳ない気持ちや不甲斐ない気持ちが湧いこないといえば嘘になりますが、そんな気持ちを抱え込めば、死んだ祖父に怒られそうな気がしてならないので、沢山の厚意を甘んじて受けてきました。
期待に応える、というのとは違いますが、恩に報いたい、という気持ち、その発信源である心のあり方は大事にしても良いような気がしています。

さて、今週は大阪杯。関西圏を離れた僕は観戦に行けません。とても残念ですが、現住所は住心地いい土地で、肌に合ってる感じがするので後悔はありませんよ。
今回の大阪杯は、4歳世代が台頭するレースになる予感がします。3歳時点で頭角を現してたのでは？という意見が多くあるようですが、レイデオロのジャパンCも、ペルシアンナイトのマイルCSも、スワーヴリチャードの有馬記念も、世代レベルを裏付ける根拠にはなりませんでした。しかし、2歳時からこの世代のレベルは高いなって印象はありました。（ちなみに今年の3歳世代は、どうも期待外れな感があります）
今回のフォトパドックを見ても、ミッキースワローとスワーヴリチャードの馬体はまだ成長余分を感じさせるものも、G1馬に遜色しない確かな素質を感じさせるし、アルアインもやっと緩さがなくなり、中身が詰まってきた感のある馬体に変貌してきたように思えます。
先日は、キセキが残念な結果になりましたが、今回の大阪杯で世代のレベルの高さが裏付けられる結果になることを期待してます。もちろん、相手は強敵。前走でサトノダイヤモンドも復調の兆しを垣間見せました。
長くなりましたが、タレント豊富なアスリートが多数集まった大阪杯。皆それぞれ様々な思いを持ち、レースに向かい合う姿勢はありましょうが、競馬は人が人のために盛大に開く興行ですから。楽しんでいきましょう。