楽しい事

競馬も楽しいですが
仕事の事を考えるのも楽しくなってきました

珈琲の焙煎機導入を決断してホントに良かった
まぁ売り上げは相変わらず赤字で
崖っぷちのギリギリ営業ですが

焙煎機の導入で心が前に向いてるように思います

何より僕に仕事をさしてくれてる
今までしたくても出来なかった新しい感覚になれる

株式会社の定理に
営利を追及する団体ってのがあるのだけど
僕はこの言葉が好きでない
いわば会社向きの思想を持ち合わせてない人間なのですね
営利とは、それを求めると人が人でなくなったりマイナス要素も多いわけで
儲ける為には人を傷つけたり殺してしまったり会社を潰したりと非情な事もある
また、相手の事を考えず売りたいものを捌いてしまったりとしてしまう

僕は珈琲を通じて人と接してきて
コロナでドン底まで落とされて
なんとか立て直しを計り今回、小型の焙煎機を導入しました
仕事を小さくしたのですね
今までは委託焙煎に指示を出して全部してもらっていたのですがこれでは僕のしたいことは出来なかった

ステーキを食べに行けば
ミディアムにしますかレアにしますか？
それともウェルダン？なんて相手に合わして調理してくれます

僕は珈琲を通じて、お客様一人一人と好みに合う、珈琲を作っていきたいと思い
小型の焙煎機を導入して
お客様と一緒に珈琲を作っていこうと思いました
これが実に性分にあっている
まだまだはじめたばかりなので少しずつですが
変わりはじめています
お客様の反応も変わってきてます
それがとても新鮮です
少しずつですが新規のお客様が増えてきてます
暗闇に一筋の光を見つけたように感じてます
それにしても今まで何をしてたのだろう
珈琲という嗜好品を販売してながら
ずっと
会社の作った珈琲美味しいやろ
俺の作った珈琲美味しいやろと販売して
何をしてたのだろう
珈琲の品質を見極め、焙煎をする技術を持ちながら何をしてたのだろう
ずっと利益を意識しすぎて、相手の事を考えず、自分の作ったものを美味しいやろと売ってきたのだなと
でもそれが普通なので
どこの店もそれが普通
そんな事は僕でなくても出来る
インターネットを通じても焙煎度合いまでなら選択出来るとこはあるけど
結局は品質に合わない焙煎度合い、淹れ方に合わない焙煎度合い
細かい調整までは出来ない

話し合いながら
あなたの美味しい珈琲を探すのでなく
追及してくれる一緒に楽しんでくれる店が一軒くらいあっても良いのじゃないか
そんな事を思いながら
はじめた予約焙煎がよい方向に向かいそうで今はそっちに集中してます

競馬も楽しんでますが
今は珈琲を語りたいときが多いです