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2018/02/07 08:13

小説

2,3ヶ月に1冊くらいのペースで小説を読みます。
最近読んだ2冊を紹介したいと思います。
まず「終電の神様」著者 阿川大樹(あがわたいじゅ)
「終電の神様」は1話完結で全部で7話あり、ほとんどが主人公が混雑している最終電車に乗車中に電車が緊急停車して発車までに長い時間動かない、って話ですが。
その予想外な事があったことで主人公の気持ちが変化したり人生が変わってしまうのです。
全7話のうち一番好きな話が第4話の「閉じない鋏(はさみ)」読んだあとでじわじわきます(^^)
電車の緊急停車もだけど偶然出会う人との会話でも人生は変わるんだな、と感じました。「閉じない鋏」はお気に入りに挙げる人が多いそうで横浜市の柴垣理容院で著者の阿川さんの体験が元になってるらしいです。第6話の「赤い絵の具」第7話の「ホームドア」は人身事故を起こしてしまう側の話で「ホームドア」だけ書き下ろしです。

2冊目は今映画が上映中の「嘘を愛する女」著者 岡部えつ(おかべえつ)
これは昨日1日で一気に読みました。
読みたてホヤホヤでまだ感動中です(^^)
オリジナル脚本で映画化、とのことなので小説が原作ってわけではないみたいです。なので「嘘を愛する女」の小説版です。登場人物も少し違うようです。
感想を一言で言うと…まだ言えない状態のようです(笑)まとまってません。
もうすぐ30歳になる主人公の由加里がくも膜下出血で意識不明になった5年同棲している恋人の桔平の真実を調べるという話ですが、小出桔平という名前も職場も嘘で保険証も偽造してあったのです。
映画の方ではわからないけど由加里はちょっと性格が悪いです。桔平のお見舞いも殆ど行かずどうして嘘をつかれたのか知りたいという衝動で真実を調べ始めました。感情的になって大声も出したりします。思い込みで人を傷つけたりします。でも桔平への愛情がところどころ見えて由加里の気持ちも解り感情移入できました。桔平が書いてた小説文がそのまま出てきます。その小説が糸口になって桔平の真実がわかるのですが、ワタクシ桔平作の小説を読んでた途中で「あっ!そうなの?!」と気づいて泣いてしまいました。
「嘘を愛する女」はとても深いお話です。ラストの3ページは号泣ものです(T_T)

映画はまだ観てませんが映画では桔平役の高橋一生の表情を見落とさないようにしようと思います。

なんだか支離滅裂な紹介文になりました。これからも時々小説は読んでいきたいです。
この日記を読んで下さった方、お勧め小説ありましたら教えて頂けたら嬉しいです(^^)

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