私の「初体験」

初めての競馬場は府中の東京競馬場です。

一昨年のジャパンカップ。

「初心者こそG�気魎僂帽圓海Α�」を唱えている私自身がそれを実践したんです（笑）


私は競馬の情報を得る為にJRAさんのホームページを見ていました。

ある日、いつものように見ていたら

「天皇賞 秋・ジャパンカップ指定席のハガキ抽選」なんてのを見つけました。

軽い気持ちでジャパンカップの抽選にハガキを送りました。

ネットでその当選倍率や競争率を知り、

「馬券が当たるよりすごい？ふーん・・」と呑気に構えていました。

案の定、待てど暮らせど当選ハガキなんぞ届かず。

ところがジャパンカップの10日ほど前だったでしょうか。

JRAさんから緑色のハガキが。

「指定席抽選に当選されました」

・・・うん？

・・・・え！！！！


全く当たる心つもりすら無かったので

慌てて職場に休めるように頼み込み、慌てて夜行バスのチケットを取り、

バタバタなまま東京競馬場へ。


受付を済ませ席へ。

その見晴らしの素晴らしさにもう完全に（馬券に）勝った気分！（笑）

お隣の方は競馬新聞を何紙も広げ熱心に予想中。

また反対の方はパソコンまで開いて予想中。

競馬新聞すら持っていない私は完全に浮いていました(^_^;)

競馬新聞を買いにいくついでに場内探検へ。

そこで競馬場の恐ろしさを知りました。


とにかく広い


場内マップを見ても自分がどこに居るのか見当もつかず、その辺の方に

「す、すみません・・・ココハ ドコデスカ？」と記憶喪失者みたいに訪ねたり（笑）

あまりの混み具合にパドックも満足に観られないまま発走時刻に。


見降ろすともの凄い数の人の頭、アタマ、あたま。

それが事あるごとに波の様にうごめき大歓声をあげる光景を目の当たりにし

表現できない気持ちになりました。

ここで初めて私がずっと言っている「感動ムービー」を観ました。

それを観た瞬間に気持ちが昂ぶってしまい半泣き。

そしてファンファーレ。

えもいわれぬ感激と、全人馬が無事に走り終えられますようにという願いとで

もはや半狂乱（笑）

スタートが切られ序盤は冷静に観戦していたのですが。

直線に入った瞬間にもう何か・・爆発！って感じです、感情が（笑）


「デニムちゃん！デニムちゃん！デニムちゅああああん！！」と大絶叫！

テーブルを叩く叩く（笑）

レース終了後は馬券の結果なんてどうでもよくて

ただただヌケ殻で放心状態。

その時に感じました。

「この世にこんな興奮して感動するものがあるなんて知らなかった・・・」と。

そしてすぐに思いました。

「これが本当の競馬なら私は競馬が大好きだ。またすぐに競馬場へ来たい。」と。

「もうジャパンカップだけは毎年来よう！決めた！」と。


生で観るレースはテレビより

あっという間にお馬さんが回ってくる気がします。

府中はお昼くらいから内馬場が開放されるのですが

先日のジャパンカップで行った際に別レースですが内馬場から観ました。

前だけを見据えて風を切り裂いて走るお馬さんと

ジョッキーの渾身の手綱捌きに感動感激しかありませんでした。

芝レースだったんですがムチの音とか間近で聞こえて迫力満点でした。

ダートだともっと手前を走る訳ですから・・・

どんな迫力だろ？！と感じました。

ヘタしたら走っているお馬さんに触れるんじゃなかろうか・・・・
（触れる距離だとしても絶対にダメですよ！）



追伸
はじめて観たジャパンカップで外国から走りに来てくれた

トレーディングレザーさんが予後不良となりました。

ライスシャワーと並び私の一生忘れられないお馬さんです。

しっかり観てたよ。

遠い国から来てくれてありがとうね。