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2015/12/12 12:46
阪神JF展望
◎メジャーエンブレム
大物不在とされる2歳牝馬勢だから各陣営も今回こそ…というより来年までチャンスはある。だから来年に向けて現状の力を計りたいと思惑も予測できる。
だから現状以上の能力引き出しは何となく良しとしない様な気がする。距離に不安がある馬は抑えるし、また追い込み馬も自分のペースを貫く。
また有力騎手が香港に遠征している今回、レースとペースの鍵を握るルメールにケンカを仕掛けられる騎手はいないはず。
1枠のメジャーエンブレムが先行するだろうだからペースは落ち着きそう。ペースの鍵とある馬が落ち着くと阪神1600mは極端に遅くなるのは今年の桜花賞通り。
メジャーエンブレムの上がり3ハロンと出走レースの3ハロンタイムの比較。
新馬戦 33.8秒(レース33.8秒)
500万下 34.5秒 (レース34.6秒)
アルテミスS 34.2秒 (レース34.2秒)
今回も同じ様に4コーナー先頭、もしくは好位抜け出しの競馬を予測するとメジャーエンブレムの上がりがそのままレースの上がりになる公算は高い。
メジャーエンブレムが4コーナー先頭でマークしたラスト2ハロンのレースラップ(自身のラップ)はそれぞれ…。
新馬11.0-11.4
アルテミスS11.1-11.2
一番、息の上がる苦しいゴール前でもラップが落ちていない。ペースが遅かったのも事実。しかし自らレースを作っても2ハロンもいい脚を使えるのも事実。
アルテミスSではデンコウアンジュの33秒台の末脚に差されたがむしろ34.2秒の上がりでも接戦だったのはラスト400m、メジャーエンブレムもまた同じ様に加速していたから。
それがメジャーエンブレムの勝ちパターンとするならばルメールはどんな手を使ってもペースを落としレースの上がりを速くしたいはず。仮に33秒後半で上がってしまえば後続馬は届かない。
穴ならメジャーエンブレムが作り出した進路を後ろから付いて行ける先行馬。
〇ウインミレーユなら先行できるし末脚もしっかりしている。前に馬を置けば折り合えるのはりんどう賞で証明済み。
掛かった新潟2歳は直前の追い切りが強かった為。新馬戦とりんどう賞は軽めの調教。今回も1週間前にビッシリ追って直前軽めの調教。ビートブラックの妹なら一発あってもおかしくない。