沖縄の漆器

仕事の合間に浦添市美術館へ、常設展示は漆器のみ。

螺鈿、沈金、箔紅、堆金などの技法の説明と作品が展示してあった。

写真は螺鈿の原料になる貝とその加工方法。
本当は見事な螺鈿の鞍があったのだが、残念ながら写真撮影不許可。

漆器はただ木の器に漆を塗るだけと思っていたが、実際は土や石の粉で粘土のようなものをつくり薄く貼りつけたり、ふちの部分には紙を貼ったりして強化してから何度も何度も漆を塗り完成する。
伝統文化を継承する若き職人が育っているのかが心配だ。