競輪
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2015/05/06 12:57
5/3天皇賞春、皐月賞同様好きな馬である
5/3天皇賞春、皐月賞同様好きな馬であるウインバリアシオンが発走しました。俺も馬券を買って応援していましたが、走行中のアクシデントにより結果は散々なものに。
競馬をやるようになって初めて知ったのですが、競走馬の脚部はとても繊細で骨折やヒビなどの故障が発生しやすく、故障してしまうと500キロ近い自身の体重を支えたり自立することができなくなり、痛みによるショック死や衰弱死などに陥ることから、回復が困難と判断された場合は「予後不良」といって安楽死処置がとられてしまいます。
俺も何度か自分の目の前で馬が故障し、後から予後不良になってしまったと知ったことがありますが、あの時の絶望感たらないです。
骨に異常をきたしているのですから馬はとにかく痛がります。
ほんとあれだけは見てらんないです。
生まれたときから走ることを宿命づけられた競走馬にとってはあまりにも残酷な結末だと思いませんか。
ウインバリアシオンは2度の屈腱炎という病気から立ち直り、数々の大舞台で名勝負を演じてきた馬ですが、G�汽譟璽垢任肋〕�が一度もなく、今回は悲願の初勝利のチャンスでした。
まさかこんな結末になってしまうとは思いもしていませんでしたが、とにかく無事を祈りました。
レース終了後の夜、続報にて命に関わる怪我ではないがこのまま引退というニュースが出たとき、彼がターフを去るのは残念ではありましたが胸をなでおろしました。
この連休中、今後は種牡馬になって子供たちに夢を託してほしいな、なんてことを考えていましたが、さきほど更なる続報にて今後は乗馬になる予定とのこと。
やはりG1勝利なしは実績として乏しかったか。
「史上最強のオルフェーブルがいたせいでG1を取れなかった。生まれた時代が悪かった。」なんて言う人がいるが、俺はそうは思わない。
度重なる故障から何度も立ち上がってきたこの馬の走りは、実績以上に人に感動を与えていると思う。
命があってほんとによかった。
またいつか会いたいな。ありがとうウインバリアシオン。
- ウインバリアシオン
- シデン
