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2020/04/22 01:03

不良馬場よりも高速馬場の障害レースの方が怖い

高田騎手がTwitterで、芝が短い高速馬場だと着地したときのクッションがないから負担がかかりやすくて危険と言っている。個人的には、スピードが出過ぎる意味でも危険だと思う。


ダイワウインダムが新潟2850mの障害を3分01秒4で勝利したレースが例として分かりやすい。

このコースのレコードであるが、同レースでは2頭が競走能力喪失さらに2頭が予後不良になっている。
平坦な新潟はスピードが出やすい上に高速馬場、スピードのある走りが売りのダイワウインダムがぶっ飛ばし気味にハナを切ったら、そりゃ壊れる馬が続出する。

物理的な話で、スピードを持っていれば持っているほど運動エネルギーも持っているためにぶつかったときの影響も大きくなる。
車の運転でものすごいスピードで壁にぶつかったときの衝撃を考えるのと似ていて、スピードがあるほど脚元で着地する際の負担も大きい。


障害レースではなぜ斤量が60キロあるのか。なぜ3000m前後も走らないといけないのか。それはスピードが出過ぎないようにするため。

背中が重すぎる負担や長い距離を走る負担、これよりもスピードが出た状態で障害を飛越する方が負担が大きい。


高田騎手が、先週のグランドジャンプの不良馬場はフランスの障害レースではごく当たり前と言っている。
日本の芝は気候的に伸ばすのが難しいのかもしれないけど、タイム至上主義にならないようにしてもらいたいね。そして、これからはタフな馬作りにも力を入れてもらいたい。

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  • ダイワウインダム

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