ドラムをやってる人は、音にうるさい。

ドラムのスネアにノイズゲートをかける。だいたい、叩く音をアタック音といい、叩き終わった音をリリース音と言う。スネアは、リリース音だけを使う。乾いた音が、好まれる。スネアを叩いているのに、アタック音を消すため、叩いていないように見える。キックは、アタック音を使う。それらをまとめて出来るのが、デジタルリバーブだ。俺がバイトしてたライブハウスには、常設されていなかった。だから、デジタルリバーブは、持ち込みを使うしかない。1台60万円は、する。アマチュアでは、手の届くものじゃない。デジタルリバーブがあれば、ドラムやボーカルまで使える。ボーカルに少しディレイをかければ、かなりモニタースピーカーを上げられる。音で食べてた人間は、こんな事ばかり考えている。