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2019/10/27 10:22
プラチナムバレット考
プラチナムバレットは、自分が関わることが出来る最高レベルの馬と考えている。
もし、3歳時の骨折がなければ…。福島での転倒事故がなければ…。今も、プラチナムバレットのレースを観戦する度に考えてしまう。
ただ、陣営の努力により、一時期のドン底状態から脱しているのは間違いない。
前走のマイル戦を見る限り、他馬を怖がる弱さは解消されているし、スタート直後に良いポジションを取るセンスは健在だ。
あとは、他馬に追い越そうという、そして、追い抜かせないという「闘志」が戻るかが、完全復活へのカギとなるだろう。
次走もマイル戦とのこと。
個人的には、大反対だ。
プラチナムバレットは、スピードタイプではないし、キレのある馬でもない。
京都新聞杯のイメージが強すぎて、差し馬とみる向きもあろうが、本質的には前目でレースを進めて、早めに抜け出して粘り込むスタイルであると考えている。
レースで言うなら「はなみずき賞」のパターンだ。
そして、折り合いに関しては、完璧と言って良いし、中長距離でのスタミナも問題ない。
折り合いに苦労しない馬は、スタミナの心配もないと考えている。
今、マイル戦を選択するのは、後方待機策に展開が嵌まるのを、陣営が期待しているからと思いたい。
繰り返すが、プラチナムバレットのストロングポイントは、「位置取りのセンス」と「完璧な折り合い」「長く使える良い足」だ。
中長距離(1800〜2500)を、前目で折り合い、早めに先頭に並びかけて、良い足を長く使って最後の直線、後方からの強襲をしのぎきる。
今なら、この王道のレースが可能と考えている。
プラチナムバレットの全盛は来年6歳時であると、信じている。